「得点奪取現代文」
現代文記述を控える受験生なら、結構知ってる人が多いであろうこの河合塾出版の本。
僕個人としては、文章の選び方といい、解説の詳しさといい、生徒の解答例付きといい、かなりの名著だと思っています。
もうかなり書き込んでしまいましたので、実は、書店でもう1冊買ってきてしまいました。
やってたのはちょうど1年半ほど前・・・今みたいに、国語の成績が全統で偏差値65以上を一度も超えたことがないような時代です。
あの時大雑把に使ってしまって、非常に後悔してきました。
あの頃は現代文の勉強はノリと気分とでやってたところがありましたから、当然やった内容もほとんど覚えていません。
1日1題でザ~って解いていきましたから。
まぁ、それが幸いして、もう1度初見みたいな感覚でやれてるってことなんですけど・・・。
もう1度自分でやってみて、解答を見てみる。意外とできてるんですよね。
もちろんダメな所もありますが、全くとんちんかんっていう部分が無いんですよ。
で、解き終えてから、昔やった自分の解答を見てみる。
書き込み式なので、昔の本には自分の解答がびっしり書いてあります。
これがねぇ・・・ま~内容が薄っぺらいこと。
よくもこんな酷い答案が書けるなと。
それらしい言葉を取ってつなげて書いてるだけなんですよ。
自分でも書いてて意味が分かってないんでしょうね、「それ問2で聞かれてることじゃん!」っていうことを平気で問3にもっていってる。
ただなんとな~く本文を読んで、ただなんとな~く設問をよんで、ただなんとな~く言葉をつなげ合せてる感じがよ~く伝わってきます。
今自分が吟味に苦悩している段階の、5段階ぐらい前の所で躓いてる。
そんな段階でこんな良著に出くわしてもムダだったんだな~って。
そういえば、以前添削をお願いしていた先生にも、「しばらく経って、自分の書いた文章見てみなさい。恥ずかしすぎて破りすてたくなるだろうね。今の君の文章は、そのぐらい酷い。」という言葉を頂いたことがありましたが、今になって、改めてそれに気付きました。
でも、逆に言えば、それって僕の記述力も少しばかりは成長してるってこと・・・なのか?
自分では今でも自分の文章力は酷いと思ってるんですが・・・前のが酷すぎた感じですかね^^;
まぁ、高21月の全統記述以来、国語で偏差値65未満はありませんでした(こないだのは超危うかったが)から、成長してるって言っていいんでしょう。
これも、少しばかりではありましたが、馴染みの塾の先生に見てもらったおかげ。
そして、そのための月謝を払ってくれた親のおかげ。
感謝しなくては。
まぁでも、自分はこの程度で満足してるんじゃぁお終いですね。
京大志望なら、全教科偏差値70超えぐらいしてやらんかい!というところ。
でも、その夢も今や不可能ではないと思うので、次の全統記述で頑張りたいと思います。