夏の終わりの哲学 -post-summer philosophy- | Bein' aware of wisdom

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高認取って大学受験した人のブログ

夏ももうすぐ終わりですね。
まぁ、例年、9月の中旬あたりまではこの蒸し暑さっていうのは続きますからね。
覚悟が必要です。

ただ、僕個人としては、今年は例年に比べてあんまり暑くなかった印象。
テレビなんかでは「例年にない暑さ」って騒いでますけど、それはあくまで東日本の話。

中国地方や九州地方などでは、むしろ例年より涼しくなっているようです。

まぁ、近年の夏の風物詩なんですよね。「例年にない暑さ」っていうフレーズは。
偏屈な見方をしてしまう僕には、これは「エコ」という手段で一儲けしようとしてる人間の「錦の御旗」-つまり、地球温暖化を過剰に呼びかける一種のプロパガンダ-に見えてしまうこともある。

ないし、日本は東京史上主義だから「東京含む東日本が暑い=全国的に温暖化している」という風な決め付けにも見える。

人間性を否定されるのは嫌ですので、エコ自体の批判はしませんが。
しかしながら、「エコ」という言葉を市場競争としての手段に使ってしまう風潮は、僕はあまり感心しません。

京都議定書のCO2取引もそうですが、何となく本末転倒になってしまう感じがする・・・。


・・・とまぁ、「政経」の分野の話はこの辺にして。

夏の終わりと同時に始まった「倫理」の勉強。
これがまだ深い。色々と考えさせられる勉強でして、かなり面白い。

もっとも、「哲学は深い」という言葉そのものが、「どう深いか」という点を弁えない点で没個性化してしまっていて、逆にそれ自体浅薄な感想と化してしまっているので、できるだけ「深い」という言葉は使いたくないんですけどね・・・。

ま、倫理の勉強をしてると、何となく賢くなった気分になれます。「先人の気持ち汲み取れるオレカッコイイ」みたいな(笑)
(実際は、何も汲み取れてないし、賢くもなってないんですけどね^^;)


例えば、今日覚えたものといえば、ソクラテス、プラトン、アリストテレスの3大哲学者。

ソクラテスはイデアと現実世界という風に世界を2元化し、その弟子プラトンは「イデア」「魂」という観念を明確に示した。
そして、プラトンの弟子のアリストテレスは、完全なるイデアと不完全なる現実世界を隔離する考えに違和感を抱き「我プラトンを愛す。それ以上に真理を愛す。」という言葉でプラトンの思想と決別。
アリストテレスは、物事の真理は現実世界の中にあると考えた。

これだけでもかなり面白い内容です。
(解釈がかなり間違ってるかもしれませんが、初学なんで堪忍を^^;)

こんな勉強してると、マジで文学部行くのも悪くないと思えてくる・・・。
(所詮口だけ、にわか野郎の戯言ですが・・・。)


政経・倫理は、まぁ言ってみればセンター試験の1科目に過ぎないかもしれませんが、とにかく今は「楽しむ」ことを心がけて勉強していきたいと思います。