ちょっとだけ事態が前進しました。
以前県教委は「いじめについて因果関係があったとは判断できない」などという馬鹿げた言い訳をしていましたが、大津市長が「私はいじめについて因果関係があったと思う」という旨のコメントを発表。
なるほど、市長は他の組織の人間に比べてまだマシだったというわけですか。
ただ、これで市長としての責任が免れるわけではない。
いずれにせよ今まで隠し通してきたことには変わりはない。
市長もこれについては同罪でしょう。
ただし、まだ人の心を持った方なのだろうとは思います。
あの涙パフォーマンスは白々しくて腹が立ちましたが、今回に関してはまぁ「よくぞ言ってくれた」という感じです。
でも、これが当たり前なんですけどね。
いや、むしろもっと色々してもらわないと困る。
テストで言えば赤点ギリギリのことをしただけ。それが褒められる世の中っていうのがおかしいですよ。
こんな当たり前のことをしただけでマシに思われるのですから、いかに大津市の組織が腐っているのかが思い知らされます。
それに、ネット世論などでここまでバッシングを受けなければ果たして動いていたかどうかも疑問です。
おそらく個々の問題で済まそうとしていたでしょう。
まぁ、本番はここからですね。
認めたのはいいが、今後どのようにして市側が対応してくれるのか。
また、加害者側をいかにして懲らしめるか。
この2つが焦点となることは間違いなさそうです。