数学の試験で一番恐ろしいことって何でしょう。
見たことない問題が出題されること?
試験時間に間に合わずして終了すること?
僕は、「凡ミス」だと思います。
ただし、ここでいう「凡ミス」というのは、広義なものです。
「計算ミス」も入れば、「問題文読み間違い」も入るし、「転記ミス」・・・その他もろもろも含みます。
こういう「凡ミス」はマジで怖いです。
模試で模範解答もらったときの凡ミス発見の絶望感ったらありゃしないですね。
最初っから分からなくて終わったのなら別にいいんです。
でも、「分かってたのに・・・」というミスが、一番悔しいです。
計算ミスは最近減ってきました。
それは、計算パターンを覚えられるようになったり、簡単な計算方法を選んだり、丁寧に途中の過程まで書くことを心がけるようにしたからでしょう。
現在では一番多いミスが「転記ミス」です。
ていうか、これは転記ミスと言っていいのか分からないのですが・・・。
例えば、「α²+β²=(α+β)²-4αβ」としてしまったり、
半角の公式と二倍角の公式をごっちゃにしてしまって「cos2θ=(1+cosθ)/2」としてしまったり・・・。
客観的に見れば考えられないミスでしょ?こんなアホなことする奴がいるのかってぐらい。
でも、いざ問題を解いてると、当たり前のようにやっちゃうんですね。
どんなに気をつけても、思わぬところでミスをしちゃってるんです。
まぁ上の例は「(α-β)²=(α+β)²-4αβ」という公式と見間違えて公式を転記間違いしたものだと分かるし、下の例は文字通り半角・ニ倍角の公式をごっちゃにしちゃってます。
こういうミスを無くすには、ひたすら問題を復習しまくって慣れるしかないですね。
問題に解きなれていないと、見直しをしても気付かないですから。
「たかが凡ミス、もっと本気出せば解けた」 これが慢心なんだと思います。
凡ミスも結局自分の実力なんですよ。
数学のトラウマを払拭するには、この、一番身近で最凶のエネミー「凡ミス」を倒さなければならないと思います。