先日、皆既月食の直前に撮った普通の月の写真が
露出オーバーだった。(9/8の記事)
二日後でもまだ満月っぽかったので、
この機種の実力を知るために撮り直してみた。
買ってから未だに取説を読んでいなくて
カンでいじってるけど、従来機と同じメーカー
だからと甘く見ていたら、かなり進化してて
メニュー構成が全然違うのでまいった。
ボタンを押すと色々な設定メニューが
出て来るけど、触ったら最後、
元に戻せなくなるw
マニュアル露出の30倍ズーム、手持ち。
それをデジタルで更に4倍にしてみたのがこれ。
9/9 21:11
あ、クレーターが少し写っているぢゃないか。
30倍は一眼換算で720mmの望遠だから、
こんなモンだろう。
この小さなカメラでここまで撮れるのなら十分だ。
月をちゃんと取ろうと思えば1000mm以上が
必要で、ちゃんとした撮影をするなら
一眼に任せる。
本当は値段の変わらない60倍ズーム機が
欲しかったけど、日常で携帯するというニーズ
にはデカすぎるからやめといた。
尤も、ターゲットを捉えるには20倍を
超えて来ると手持ちでは見つけにくいし
ブレの問題も出て来る。
これまで使用していたコンデジは光学12倍で、
15年も故障せずに使用して来た。
まだまだ使えるけど、画質に若干違和感が
出て来たからそろそろ引退だ。
しかし体積的には各辺が約1cm増えただけ
なのに、思っていた以上に携帯性が損なわれた。
60倍にしなくてホントよかった。
従来機Panasonic DMC-TZ10 と購入機 DC-TZ99
近年、高スペックのコンデジも、スマホの
台頭で需要の低下なのか、新機種が出づらく
価格も以前の2~3倍になっている。
かといってスマホのズームでは全然寄れないし、
デジタルズームは邪道。
さりげなく撮れないぢゃないか。
どんな世界でも、時代が変わっても
一定のニーズはあるんだよな。
どっかの会みたいだけどw