まだ、Berlinにて勉強中の花穂が
昨日、Jewels を鑑賞して来ました





花穂が地下鉄で撮ったポスター
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花穂
お忙しい中申し訳ありません。
「jewels」の感想を送らせて頂きます。

このバランシン作品は物語があるわけではなく、1部2部3部でそれぞれ宝石を抽象化して作られています。
全て共通して高度な技術と複雑なステップ、移動、パドドゥがありました。

まず1部はエメラルドです。お衣装は上半身が緑のロングチュチュでした。ロングチュチュなので足先にとても目線が行くのですが、足首から甲にかけてのラインがとても綺麗でした。大人っぽくゆったりしたネオクラシックの様な作品で感情的な振りもありました。

2部はルビーです。お衣装は真っ赤でミニスカートでした。とても早い曲で複雑なステップが多かったのですが、足さばきがとても軽く滑らかでポワントを履いてないかのようでした。ハキハキ激しい振り付けでしたが、ヤーナサレンコは足元は大きくダイナミックで、手先はとても滑らかで美しかったです。コミカルな動きも多く、私が想像していたバランシン作品でした。ジュリエットとは同じ人とは思えない、強い役でした。
ヤーナともう1人ソリストを踊っていた方はとても背が高く立っているだけで存在感がありました。

3部はダイヤモンドです。お衣装は真っ白で祥子さんはチュチュ、それ以外の女性は膝丈のチュチュでした。祥子さんはポーズ1つ1つが本当に美しく、足を出すだけで会場がシーンと静かになるのを感じました。大技をするわけではないのですが、強くて安定した軸でした。手は背中から大きく使っているけれど繊細な動きでした。最後の20組のペアと祥子さんのペアによる群舞はとても華やかで圧巻でした。
終わってからも拍手が鳴り止みませんでした。

一階の7列目ではなく二階の7列目だったのですが、後ろのコールドまでしっかり見ることが出来ました。乱れない動きで、複雑な移動もこなしており、3作品それぞれ全く違う印象でしたが、足さばき、ライン、表現、安定した技術の重要性を強く感じました。

今日のことを「凄かったな」で終わってただレッスンするのではなく、今日勉強したことを活かして指先や足先全身に神経を集中させて1つ1つのステップを確認するように丁寧に踊れるように、レッスンしていきたいと思います。

有難うございました。


宜しくお願い致します!
時差ある中、申し訳ありませんでしたm(_ _)m





公式サイトより
ヤーナ  サレンコさん
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公式サイトより
中村祥子さん
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