ごまがくれた最期の2日間⑨⑩

肝性脳症の影響だと思うのですが、

立ち上がることはできても、

歩くことができませんでした。

頭や足がぐらついて倒れてしまうのです。

お水を飲むのに顔を浮かす時も

頭がグラグラ動いて止まれない様子でした。

それでも

何とかトイレに行こうとする姿や、

必死にお水を飲む姿を見て、

私は「ごまはまだまだ頑張れる！」

と、

ごまの生命力を物凄く感じたのでした。

ごまがくれた最期の2日間⑦⑧

病院から再度電話があった時は

さすがに覚悟しました…

ですが、引き取り後は

ごまがどんどん覚醒してきたようで

本当に驚きました。

ごまがくれた最期の2日間⑤⑥

病院からの電話は本当に怖い…

病院内で

もしものことがあっては

私たち夫婦も後悔が残るので、

引き取るつもりで向かいましたが、

結局連れて帰らない選択をしました。