減収減益 賞与の原資は特別利益 久々の昇給は１００円玉
会社がいよいよ危なくなってきた。
毎年、もってあと５年かな、と皆思っていた。
柱の１つの利益率の高い高額商品が売れなくなってきた。
もう一つの柱は、コンシューマー向けなんだけど殆ど利益がでない。
仕事量は一頃よりは減ったが、相変わらずある。
受注するものの中には利益がでるもとと赤字のものが混ざって発注されてくる。
利益のでるものだけ選別して受注するわけには行かない。
利益がでないものは外注加工に回したいのだが、引き受けるところが少なくなってきている。
面倒な組み立て仕様の物が多く、対応できる外注先が少ない。
廃業している業者も多くなった。
どういうわけは今年は昇給があった。
でも額は１００円玉。
それでもないよりはましかな。
会社の平均としては数千円のアップらしいが、どのレベルの社員を含めての金額なのかわからない。
発表されている資料では、社員の年収の平均額はそこそこある。
しかしそんな額の社員はすくないと思う。
役員や高い役職の人の金額まで足しているんじゃないかと思う。
毎回、株主総会の頃になると投資の掲示板で役員報酬が高すぎるという指摘が入る。
実際、報告書の額を人数でわると物凄く高額だと思う。
賞与も出たが、ダウンの人が多い。
原資が少ないのが理由だ。
だから本来は大幅ダウンなのだが、溜まっていた外貨を売ったり、土地とか株を売ったりして
特別な利益でなんとかしたことになっている。