葵です、こんばんは![]()
アメブロの機能で
「〇年前の記事」で出てくるのが、
大会の運営&聞き手のお仕事![]()
秋は大体、こういったイベントのお仕事を
いくつか頂けることが多いのですが、
昨年はコロナで中止。今年も恐らく![]()
「聞き手」ってあまり聞きなれないでしょうか?
「大盤解説」といって、
大きな盤で、対局の解説をすることがあります![]()
囲碁界ではかなりメジャーなイベントです。
リアルタイムで解説する場合もあれば
既に終わった対局の棋譜を追うこともあります。
皆さんが一番目にするのは、
NHK杯のトーナメントでしょうか。
(日曜のお昼に放送しています)
基本は、向かって右の人が「解説」、
左の人が「聞き手」です。
聞き手は女性が多いですが、
決まっているわけではありません。
(女性が解説をすることもあります)
解説の方に対し、
「ここでこう打つとどうなるでしょうか?」
「この手はどういう狙いがありそうですか?」
等、聞きながら進行していくのが聞き手のお仕事です。
時々頂く質問を混ぜながら、
ちょっと紹介していきたいと思います![]()
ちなみに、何か偉そうに書いていますが
私はそんなに経験ないです←
イベントの聞き手をやっていると、時々聞かれるのが
「囲碁打てるんですか?」
確かに、解説は主にプロ、アマ強豪が行なうのに対し
聞き手はそこまでのレベルは求められません。
(NHK杯の聞き手はプロですが)
ただし、
〇進行中の石を正しく並べる
●元の場面に石を戻す
〇解説を理解できる
→「そこをハネて」「オキで死んでいますね」等、
口頭で言われたことを瞬時に理解し正しく並べないといけない
あたりが出来ないと厳しいので、
最低でも有段くらいは必要かなと思います。
棋力よりも進行の上手さを求められる気がしますね![]()
(初段の聞き手と、六段の聞き手、後者が優れているとは限らない)
リアルタイムの解説で、
対局者が別室にいる時はモニターを見て並べます。
椅子にモニターが載っています。
この時は、お客さんが見る用の大モニターがあったので、、
もうこっち見た方が早い…ってなったんでしょうかね←
1度、モニターが横向きに設置されていて
パニックに陥ったことがあります(笑)![]()
(囲碁を知らないスタッフさんが設置すると
たまにこういうトラブルが起きます。仕方ないです
)
モニターでこうなっているものを、
こう並べないといけない![]()
(棋譜は今適当に作りました)
出来ないことは無いですが、、
進行が速いと大変でした。
その時の解説は大ベテランの先生で
「これは僕できないなぁ、あなた凄いね、はははは(笑)」
と褒められ(?)、
なら私が出来なくても仕方ないかー、
いやでも進行どうしよ…!と焦っていました。
解説は生モノ(?)ですから、
アクシデントは付き物です![]()
解説のすぐ隣で対局している場合もあり、
その時は直接盤を見て並べることもあります。
解説の先生も同じだと思うんですが、
「大盤に被らないように立つこと」
が意外と大変です。
大盤って本当に全体が見えないので、
シチョウなど簡単な筋を見落としたりします![]()
私、前に出すぎです![]()
これだと、左端のお客さんは、盤の左側が見えません。
かなり下がって立って、お客さんの方を見ながら
横目で盤を見ないといけないんですが
つい前に出てしまいます![]()
気を付けているつもりですが、まだまだです。
あとは、様々な棋力の方がいらっしゃるので、
全員に分かりやすい解説は難しいですが
なるべく皆さんが疑問に思うことを聞けるよう、
お客さんのお顔を見ながら考えています![]()
***
コロナによりイベントが中止続きなので
しばらく聞き手のお仕事は無さそうですが、、
次の機会があれば、頑張ります![]()
滅多に無いですが、解説される方が苦手←
私の集中力が足りないんでしょうけど、
解説の声が気になって仕方がないので![]()
この時は、解説が熊本秀生四段(弟)だったので
それはもう、凄くキツかったです(笑)
長年囲碁をやっていると普通のことでも
他の方にはいまいち通じないというか、
疑問に思われることが多いようです。
このあたり、将棋をやっている方だと
結構共通点があるんですけどね![]()
(大盤解説、聞き手、などは将棋も同様)
また書いていきたいと思います。
質問などあれあお気軽に![]()
おやすみなさい![]()
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