1月12日(土)、
本年の稽古初日を迎えました。
初雪を観測したこの冬一番の寒さ、
我々みなが望むところです。
年初、公私ともに
スタートはしたものの、
気持ちはなかなか定まるものでは
ありません。
道場の窓ガラスから伝わってくる
真冬の夜の外気は
無風で静寂、
空気はピンと
張りつめています。
そのようななかで
指揮、息吹、気合い、
それぞれが一体となって重なる、
身も心も引き締まる
よい時間となりました。
稽古前には、
会長範士に年始のあいさつにうかがい、
今年一年の稽古方針への
アドバイス等についてを
気持ちのこもった激励の言葉とともに
いただいてきました。
長年の恩師であり、
年輪を積み重ねた年長者であるからこそ、
言葉に重みがあり、
私たちが前に進む
大きな力となっているのだと
改めて感じることができました。
新春の稽古を経て
今年一年、みなにとって、
多方面で成長への手応えを得られる、
確かな日々となっていくことを
心から祈念しています。
追記
私にはもうひとり、
空手道とは異なる分野で、
40年以上の付き合いになる恩師がいます。
まだ若々しさのある60歳代で、
トシの離れた、少しやんちゃな
兄のような存在でもあります。
この先生からの言葉も、
日ごろ、とても大切にしており、
鋭く的確な指摘のなかにも
やさしさ、想いのあたたかさを
感じるようになりました。
周囲から
気楽に苦言やハッパをかけて
もらえる年齢でもなくなってきた
自分にとって、
ありがたさが心に沁みます。
私も今年一年、
一生懸命
頑張っていきます。