渡辺道場の渡辺です。
静岡県少年少女空手道大会まで、あと3日。
明日(4/27)、特別練習で負荷を掛け、大会前日となる月曜日の練習は軽めで上がろうと考えている為、大会直前ではありますが、今日は敢えて何も練習の予定を入れず通常どおりに休みとしました。
体を休める事も大切ですし、家族の時間も大切ですからね。
私の考え方としては、一番、大切なのは「普段の練習」です。
通常の練習に参加するのを習慣化させる事により生活のリズムを作りつつ、他にもやらなければならない事をどう調整して行くかを覚えて貰いたいと思っています。
普段の練習を積み重ねる中に、たまたま大会が有るだけです。
全国大会行きの切符が懸かる大会とて同じことで、練習内容は変化させても練習のリズム自体は崩しません。
故に、祝日だろうと、大会や練習会が有ろうと、全員が参加可能な行事でなければ、ウチは通常の練習を休みにはしません。
もし、そのタイミングで、「練習に行きたかったのに休みになってしまった」と言う人が出ては申し訳ないですからね。
それは、幼年だろうと大人だろうと、入って間も無い人でも長く居る人でも同じであり、「練習をしたい」との意欲を奪ってはいけないと思っています。
だからこそ、練習場所が確保できなくて出稽古をお願いする時も、全員を受け入れてくれる道場を選んでいます。
それぞれの家庭の都合で、門下生側が休むのは自由ですが、こちらの都合で通常の練習日時を変える事はしません。
その時々で、物事の優先順位は変わってきます(当然、空手の順位が下がる事も有るでしょう)が、生活のリズムが出来ていれば、何をどう調整すれば良いかを考えられるようになると思っています。
時間の使い方、時間の作り方が上手くなるのが本当に必要な能力だと思っていますので。
その人の資質により、上達の速度に違いは有りますが、空手に限らず、練習を続ければ技術は間違いなく上がります。
ただ、「出来るようになった」だけではダメなんです。
道場での練習では、色々な人が居て、色々な事が起きます。
技術的な事だけではなく、空手を通じて色々な事を学んでいるのです。
人に触れ、折に触れ、考えて貰いたいのですよ。
おっと、前置きが長くなりました。
29日の大会で形競技にも出場するソラとイツキが、「少しだけでも形の練習をしたいので道場を使わせて貰えないでしょうか?」と、別々に連絡が有り、ほぼ同じタイミングで自主練に来ました。
長い前置きが有りましたが、各々の「練習しよう」との意欲を削いではいけないと思っていますし、その為の道場ですのでOKを出しました。
形の練習であれば、人との接触による怪我も有りませんしね。
それぞれが鏡で形を見ながら練習し、動画を撮って親子でチェックして、「ああじゃない」「こうじゃない」とやっています。
良い光景じゃないですか。
空手を親子で楽しんでくれて、嬉しい限りです。
私としては、ちょっとのアドバイスと、オーバーワークにならないようにと見ているくらいです。
空手を楽しんでください。
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静岡県静岡市清水区の空手道場
剛柔流空手道 渡辺道場
練習場所
月 19:00〜21:00
清水第五中学校体育館
火 19:00〜21:00
清水銀座本部道場
水・木 19:00〜21:00
清水三保第一小学校体育館
金 19:00〜21:00
清水銀座本部道場
お問合せ 090-8321-0211 渡辺まで
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