2020年1月6日(月)専修大学の生田キャンパス3号館7階「蒼翼の間」にて
『「ミュージカル」と「ナレーション」の日本語表現〜声と身体を使ってハクナマタタ〜』と題して、まずは両方面を経験した上でのポイントなどを講義
初めてのパワーポイントで作成した映像を投影して進めましたが、部屋が広かったので、皆さん見えたかなぁ
で、その後はせっかくなので、ライオンキングの中のシーンを体現してもらいました
今回の講演の最たるポイントは、身体を使うともっと楽に自由に声が出るよという点
セリフを言うだけでなく、身体を動かして欲しかったのです
題材は、ティモンとプンバァがハゲタカを蹴散らして登場し、落ち込んでいるヤングシンバに話しかけてハクナマタタを歌い出すまでを短めに
ハゲタカの舞を勝手に実演〜
で、なぜこのシーンを選んだかと言うと、、
ティモンは東京公演では「江戸弁」を使って喋ります。大阪では「大阪弁」、福岡では「博多弁」
つまり去年、専修大学の公開講座でも取り上げていた「役割語」を用いて、キャラクター像を作り上げているのです
粋の良さと親しみやすさとコミカルさなどを、方言を取り入れる事によって表しているんですね
時間が足りなくて、その辺りはあまり説明出来ませんでしたが、舞台を観に行く機会があれば、その点も堪能して頂ければ嬉しく思います
それにしても普通の大学生って、こんなに有名な「ライオン・キング」でも、舞台はおろか映画も観た事ない人がほとんどだったのには、びっくりしました
興味ない人は、全く見ないんですねぇ。。
皆さんにどれだけの内容が伝えられたのか、反応が小さいので分かりませんでしたが、そう言えば私も20歳くらいの時って表に気持ちを出さなかったな〜と
ダンスをやるようになって、ようやく人と喋れるようになったくらいだしなぁとか、思い出しました
今回お声掛け頂きました王伸子教授と、その院生で未来の日本語教師達
大学の方々とも記念撮影
皆様、この度はお世話になりました
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