不朽の名作であるシェイクスピアの作品は、様々な国・キャスト・演出で上演されています

それらの新しい作品が、現地へ行かずとも映画館で見れる「ナショナル・シアター・ライブ」

上映時間、休憩入れたら4時間


でも夢中で食いついて、集中力切らさずしっかり拝見しました

俳優陣の密度とスキルの高さ、キャラクターやシチュエーションのアイデア、場面転換の演出なども勉強になる事しかり

それにしてもシェイクスピアってやっぱり、人間の闇やエゴや欲望を深く掘り起こしていてグロい。。ズシンと来ました

黒澤明監督の『乱』も「リア王」をベースにしていて、人間の醜さをこれでもかと描いている

「リア王」と違って『乱』でより描かれていたのは、仲代達矢さん演じる大殿が今まで権力を振り回し、酷い所業を積み重ねていた結果、恨み妬みを買い、その身に悲劇が降りかかったという点

そしてシェイクスピアの方では、生き残った若者が語り継ぐ、もしくは時代を受け継ぐような救いが残されているのだが、黒澤作品では、、む〜ん

どちらの作品も、本当に素晴らしい

インプット作業もまだまだやって行きたいと思います


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