
「サイン アート プロジェクト」というカンパニーで、手話を用いた表現を追求しつつも、ろうあ者&健常者でともに作品を作り、どちらの観客にも分かる作品を発信する

私は初めて拝見したのですが、侮っておりました。。申し訳ありません

隅々までクオリティが高く、手話や字幕の取り入れ方、時に字幕なしなのに充分成立する表現、音や音楽の入れ方、照明やステージングに至るまで、綿密に作られていました

その融合は、見る者の感性をより刺激するんですよね

そしてろうあ者・健常者のどちらの俳優も演技力が格段に優れていて、出だしから一気に引き込まれ、気付いたら涙していました


内容は、ある地元誌の女性記者が、原爆が投下された広島を経験した人に話を聞くのと同時に、自分の母親との確執とも向き合っていくというもの

当然重くなるテーマですが、視覚と聴覚を上手く利用し、その世界観とスケールとメッセージを伝えてくれます

私好みの感性とセンス

また新作があれば、ぜひ観に行きたいと思いました

7月9日(日)まで上演中なので、お時間ある方はぜひ観て感じて下さいね




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