
歌舞伎って、出演者はほぼ同じなのに昼と夜の演目が全く違うんですよね

初日のこの日は、昼の部「義経千本桜ー皇居前」「釣女」「邯鄲枕物語ー艪清の夢」、夜の部「伊達の十役」

市川染五郎・初お披露目は夜の部の演目だったようですが、私は時間の都合で昼の部を拝見させて頂きました

初日だからかセットチェンジトラブルが多々ありましたが、日本の場合往々にして舞台稽古期間が海外に比べてかなり短いので、恐らく間に合っていないのだなという印象を受けました

が、密度ある様式美は、いつ観てもスバラシイ伝統芸能です

唄い手の内容に即した声の変化が素晴らしく、花道を通る演者を盛り上げる拍子木も子気味良く力強く、耳を惹きました

女形の身振りや視線は、我々女性より明らかに艶かしい

そんな中、「釣女」の強烈な醜女が面白かったですね~




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