
舞台『83days』の中で「家族」としてシーンを形成する私達は、先日お互いに「手紙」を書きました

時間軸は「臨界事故」後の私達。。事故後病院で治療・看病している時の心境で書いた人もいれば、終わった後の時間で書いた人も。。
私は後者でした

震災のドキュメントがたくさんテレビで放映されました。復興に一歩ずつ踏み出しているとはいえ、やはり被災して家族を亡くした方々は「何も変わっていない」「あの頃のまま」心の時間は止まっている

どうしようもなかった事とはいえ、後悔したり自分を責めたり、悲しみ・辛さをどこへ持って行けばいいか分からないのではないか。。
変わり果てた姿を目の当たりにして、その光景が焼き付き忘れられず、何も出来ない考えられない動けないのではないか。ただただ思い出して心の中で包んであげるしか出来ない



台本に書かれていない部分を私達俳優は埋めて行きます。経験した事のない部分も「想像」し「思いを馳せる」しかない

彼らの気持ちを理解する事は有り得ないのだから。
ただ思いを馳せる。。


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