遅ればせながら観て来ました「バラの国王子/ONE」!!
ディズニーでもお馴染みの作品で話が分かりやすいのはいいよね。だけどやっぱり演出がよろしくない。ツッコミどころ満載でB席からひとり大笑いしてました←
とりあえず家臣多すぎる。ジプシー男爵状態
あらすじを歌で説明してくれるのは有り難いんだが、ちょっとしつこい。
動物に変身後は常に仮面を手に持ってる→良く言えばスタイリッシュだけど、みんな同じ色だし探しづらいかな。
そして一番気になったのはセットのしょぼさ。相当予算に限りがあったのかなと思わせるような地味さ。もうちょっと盆とか効果的に使った方が大人数を整理できると思うんだけどね
きりやん野獣は切ないよね~。もっと心に響くような歌があったらいいんだけど、歌や芝居はさすがとしか言えない。だけどあの野獣コスチュームはどんなもんだろ!!美川憲一がアメフト部に入ったような感じだけど、近未来の歌舞伎っぽくもあった。もう少しスタイルがよく見えるようなデザインにならなかったのかな
靴(っていうか足)は尖ってて相当な破壊力がありそうだったけど!!(蹴られたら、えぐれる)
まりもベルは優しいけど誰よりも気が強そうでした。ださいパッチワーク風ドレスがツボった。
大ウケしたのは、スー子&マギーのおバカ姉妹!!ありえない金髪くるくるパーマにド派手ドレス、計算しつくされた棒読みがディズニーによく登場する「いじわるなお姉さま方」まんまで出てくるだけで笑った。
この二人はホントにおいしい役。(マギーは男役としてどうなんだろとは思うけどアリ)
あと個人的にベルを崇拝する街のメンズの人選がツボ。見た目がいい、職人になりそうな非路線チームでテンション上げてくれました。まぁ残念ながら9割みっしょんしか見てませんでしたがねちょっとしたソロもあったんでアメリカでのボイトレが無駄にならなくて良かったなぁ!!なんて余計なことを考えたり。兵士のアルバイトも相当イケメンでした。
「バラの国」とかいいつつ大してバラは大事に扱われてなかったり、野獣とベルの心が通っていく過程が分からないままラブに発展してるとこが雑でした!!
そしていやに小さい野獣のベッド(派手な屋台かと思ったマジで)が瞬時にチェンジボックスに変わったのにはビックリしすぎて椅子からずり落ちそうになったばいもっとメルヘンチックな演出なかったんかね~~
まさお王様は本当にかわいそうだけど、極悪な王様じゃないから野獣との対立?もアッサリ終わって何だったんだ!!って感じだったけど、あんなキラキラな王様いたら国は平和になるよね。オリジナル作品じゃないから特に大きなツッコミはなかった。りっちー悪い仙女はなかなか迫力あってよかったよ。悪役からエンゼルっぽい役までできるりっちーは使い勝手いいね
みりおくんは一人、動物の中でも衣装が違う色で目立ってた←そりゃ3番手さんだもんね
ファンは萌えるような可愛いシーンもあって楽しめるんじゃないかな!!もりえの扱いはちょっと可哀想だったな・・・。軍服が似合いすぎてて私服かと。
メルヘンでもっとピンクとか薄いブルーっぽいイメージを想像してたけど、まったく違った「美女と野獣」だった。原作には忠実だとは思うんですが、個人的にもっとファンタジー度をUPさせてほしかったかも。
その他大勢の組子たちにとってはコーラスの勉強になることは間違いない。芝居では「宝塚の男役・娘役」スキルは一切磨けないと思うんで・・・。