お早う御座います晴れ

 本日は、フォーク・ソング系歌手の大塚博堂氏の命日です…。
 あれから、30年経ちました…。
 昨年の今日は、彼のデビュー曲をお送り致しましたが、今年は旅の途中で聴きたくなるこの楽曲をお届け致します。

かづみの箱・平成23福岡発~ともに頑張ろう、東日本!!~-Aug15240.jpg

『旅でもしようか』by大塚博堂
作詞、藤公之介
作曲、大塚博堂[1977.08.25]

 3枚目のシングル盤『季節の中に埋もれて』のB面(CDシングルでいうところのサブ・トラック)の曲で、元々は1977年3月5日に発売された2枚目のアルバム『過ぎ去りし想い出は』に収録されていました。
 NHKのキャンペーン・ソングとして、当時起用されたそうです。

 少しだけ心が
 擦り切れてきたから
 一人で 夜明けに
 この街飛び出す

  (中略)

 一人でも生きれる
 二人ならなおいい
 愛しいあなたに
 手紙でも書こうか

 時刻表などいらない
 気まぐれだよこの旅は
 明日は 明日は
 いずこの空の下

 道連れなんかいらない
 歌が一つあればいいさ
 明日は 明日は
 いづこの空の下

 アコースティック調の軽快な16ビートで、爽やかに歌われています。
 割愛してしまいましたが、2コーラス目冒頭の“銀色のさざなみ 果てしない海原”のフレーズを聴きながら海岸沿いを汽車で通過すると、何とも言えぬ爽快さを味わえます音符
 昨年秋の自転車紀行でも、この曲を頭に思い浮かべながら、海岸沿いを走りました自転車
 なお、元々は作詞家の藤公之介氏が“金色のさざなみ”としていましたが、博堂氏が、
「金じゃ歌いづらいから銀にしてくれ」
と藤氏に注文し、ソチラが採用されました。

 シングル盤のB面曲ながら密かに人気が在り、博堂氏のファンで在る大沢悠里氏が、御自身のラジオ番組『ゆうゆうワイド』木曜日にて“旅でもしようか”というコーナーを設けているそうです(佐田玲子女史がアシスタントを務める火曜日しか聴いた事が無い為、詳細は不明です…)
 また、博堂の故郷・大分県別府駅で、列車がホームに入るときに流れる音楽の一つがこの曲との事です(経済的に安定したら、実地調査致したし…)

 様々な歌手にもカヴァーされ、俳優・小野寺昭氏やフォーク系歌手のすがはらやすのり氏も、この曲を取り上げているそうです。

 東京在住時、仕事仲間とカラオケ・ボックスカラオケへ行った時この曲を歌ったら、曲に対する反響がかなり御座いました。

 あくまで“曲”ですが…。

~楽曲紹介に於けるアーティスト名は、敬称略で…m(_ _)m~


それではまた後程パー