こんばんは三日月

 本日は祝日“こどもの日”です。

 最近、由紀さおり女史が担当するラジオ番組にて、さおりさんと実姉・安田祥子女史が歌唱した或る童謡が流れ、改めて名曲だと感じたので、その曲を御紹介致します。

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『鯉のぼり』by由紀さおり・安田祥子他
作詞者不詳
作曲、弘田龍太郎[1913]

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 鯉のぼりの雄大さを讃え、男児が鯉のぼりの様に成長して欲しいという願望を、シャッフルのリズムに乗せて勇ましく詠っています。
 1コーラス目に出て来る“甍(いらか)”とは瓦の事で、3コーラス目の“竜になりぬべき”というフレーズは、鯉が滝を登って竜門をくぐると竜になるという伝説から来ているそうです。
 まさに鯉が、竜の様に空を登るが如き迫力を持つ楽曲ですビックリマーク

 上記の“安田シスターズ”のヴァージョンは、2009年12月2日発売のアルバム『童謡を歌おう』などに収録され、姉妹ならではの絶妙なハーモニーを聴かせます音符音符

 1913(大正2)年に刊行された『尋常小学唱歌 第五学年用』が初出ですが、文語調で在る為、最近は口語調の、
“やねよりたかい こいのぼり”
で始まる『こいのぼり』の方がよく歌われ、この歌はあまり歌われなくなっているとの事です…。
 戦時色の濃い曲ならともかく、文語調や、現代の日本では見られない光景というだけで、先人から歌い継がれた童謡が音楽の教科書から削られてしまうのは、淋しい事です…汗

 さおりさんが歌謡曲を歌う傍ら、祥子さんと童謡のCDリリースやコンサートといった活動を続けるのも、時代に置き去りにされそうな楽曲を、未来へ伝承する為かも知れません…。

~楽曲紹介に於けるアーティスト名は、敬称略で…m(_ _)m~


 鯉のぼりの如く、広島東洋カープが絶好調の様ですが、我が贔屓チームは…。
 そんな話は、本編トピックで…。


それではまた後程パー