こんばんは三日月

 本日は、立春(2月4日)から数えて“八十八夜”に当たります。
 八十八夜といえば童謡の『茶摘み』が有名ですが、当公開日記的にはフォーク・ソング系で行きましょう。

かづみの箱・平成23福岡発~ともに頑張ろう、東日本!!~-7471680.jpg

『八十八夜』by N.S.P.
作詞・作曲、天野滋[1978.03.25]

 この曲で、印象に残った歌詞を御紹介します。
 まずは、1コーラス目のAメロと、3コーラス目のBメロから…。

引き出しの中から あの人の写真
みんな捨ててしまった筈なのに
それはもう黄ばんでしまっていて
泣き顔か笑い顔かわからない

  (中略)

 写真が黄ばむように
 あの人とのことも
 色褪せてゆくかしら

 モノクローム(白黒)写真でしょうかね…?
 カラー、特に1960年代までのは、赤茶けて行きます…。
 流石に、汚れや傷でも発生しない限り“泣き顔か笑い顔かわからない”程にはならないでしょうが、ソコはリーダーの天野滋氏(ジャケット写真右)の“詩的センス”が為せる技でしょう。

 お次は、2コーラス目のAメロからです。

こんな夜に あの人の電話
遠くで懐かしさが話しかける
本当はあの人に手を引かれ
一緒の人生を歩きたかった

 実は主人公の女性、別の男性のところへ嫁いでしまうんですね…。
 かぐや姫→風のメンバー・伊勢正三氏作詞・作曲『22才の別れ』と、ケースが似ています。
 ちなみに、電話は言うまでもなく“固定電話電話”でしょう。

 マイナー調、少々早めのテンポの3連符のリズムで歌われています。

 このグループの事は、別の曲で追々お話致します。

~楽曲紹介に於けるアーティスト名は、敬称略で…m(_ _)m~


それではまた後程パー