こんばんは三日月

 先程、若松区のコークス工場での作業を終わらせて来ました。
 会社員の皆様と違い、現場から現場へと移動の激しい我ら土方稼業、この曲に出て来る旅人とも通じるのではないでしょうか…?

かづみの箱・平成23福岡発~ともに頑張ろう、東日本!!~-32950.jpg

『出航 SASURAI』by寺尾聰
作詞、有川正沙子
作曲、寺尾聰[1980.10.21]

 この曲がヒットした頃“ネ申”アレンジで人気を博した井上鑑氏の音作りと、今剛氏のエレキ・ギターの音が耳に残る、スロー・ワルツ(三拍子)です。

 伸びる音と断ち切るような音の繰り返しが特徴的な、この曲の旋律の動きは、寺尾氏の実母がお茶を注ぐ時の“スーッ、スーッ”という情景をイメージしてのもので在ると、Wikipediaに記されていました。

 いつの日か この俺も
 生命尽き果てるなら

 あの雲にまかせて
 遥かに彷徨い歩く
 生きてゆく道連れは
 夜明けの風さ

 そうさ 夜明けの風さ

 蒼い 夜明けの風さ

 寺尾さんのこの曲の様に、こんなに格好良くキマってはいませんが、東京から福岡へ自転車での旅をし、現場から現場へと渡り歩く土方稼業の自分の心境は、この曲に近いモノが御座います。

 1981年リリース『ルビーの指環』大ヒットに伴い、前年リリースの『シャドー・シティ』とともに、ヒット・チャートの上位に名を連ねました。
 残念ながら、この曲だけベスト10入りを逃しましたが、当時自分を含めた周囲の人間には概ね人気が高く、未だにラジオでもよく聴ける曲です。

~楽曲紹介に於けるアーティスト名は、敬称略で…m(_ _)m~


それではまた後程パー