こんにちは晴れ

 本日は、THE ALFEEのリーダー・高見沢俊彦氏の誕生日です。
 高見沢氏が作詞・作曲した彼らの数多くのヒット・ナンバーから、あえてフォーク・ソング調の初期作品をお送り致します。

かづみの箱・平成23福岡発~ともに頑張ろう、東日本!!~-23370168.jpg

『無言劇』byアルフィー
作詞・作曲、高見沢俊彦[1980.03.21]

 楽曲紹介に於ける表記のとおり、初期作品は片仮名ないし“Alfee”でした。

 彼らの、アイドル的な売り方をされた4人組時代から通算して7枚目のシングル盤です。

 フォーク・ソングにハマり、ラジオでフォーク・ソングを聴き漁っていた頃、結構ヘヴィー・ローテーションで流れていました。
 メンバーで、一昨日誕生日を迎えた坂崎幸之助氏が、だいたい此の頃から『オールナイト・ニッポン』第2部を開始し、秀でた話術を駆使し、音楽への豊富な知識や猥談好きドキドキで早くも人気を博していたので、その関係でしょうか…?

 アコースティック・ギターのスリー・フィンガー奏法による、典型的なフォーク調ながら、曲調は現在のポップorロック風な路線につながるものを持っています。
 彼女を別の男性に取られた悲恋を、桜井賢氏のヴォーカルで甘く力強く歌われています。

 なお、この曲はシングルとアルバムではアレンジが違うらしく、更に後に発売されたベスト盤『PAGE ONE‐13 PIECES OF ALFEE』ではアコースティック・アレンジ、同じくベスト盤『BEST SELECTION Ⅱ THE ALFEE』では、ディスコ調アレンジが施されているとの事です。

 ラジオでしばしばオン・エアされたのにもかかわらず、大ヒットに結び付きませんでしたが、初のドラマ主題歌起用ながら、ドラマが4回で打ち切られた不運が左右していたのかと…。

 裏切りの舞台
 三文芝居のタイトルは
 台詞無用の無言劇
 主役は冷めきった心と心

 1コーラス目のサビのフレーズが好きなのですが、2コーラス目の最初の2行では、
“失恋舞台裏 信じたくないミスキャスト”
と詠われています。
 高見沢氏の声と、白塗り化粧があまり好きではないのですが、作詞・作曲のセンスには敬服します。

~楽曲紹介に於けるアーティスト名は、敬称略で…m(_ _)m~


それではまた後程パー