敏感期の秩序感【モンテッソーリ】☆
日曜、実家へ行った時にまた本をもらって帰ってきました。
姉は以前にもらって帰り、なかなか興味深い本だったよ~
って言ってたから、読みたい、って思ってたんだよね。
ひとりで、できた!
子供は手を使いながらひとり立ちする
保育園の先生方が【モンテッソーリ】
教育法を
取り入れた園での生活・遊びなどが
書かれている本です。
私は、プチダーにあれこれ詰め込む教育はしたいとは思っていません。
だから、色んな教育法が載っている本があるけど
今まで手にした事がありませんでした。
自分の性格上、読めば読むほど頭でっかちになってしまって
肝心なところを見落としてしまいそうな
”こうしなければいけない”と強迫観念を抱いてしまいそうな気もするしね![]()
でも、この本に出会って、教育法を知ることはいい事だ、と
思えるようになりました。
モンテッソーリ教育法について、
この本ではこう書かれている箇所がありました。
『"自然のプログラム”を一つ一つ段階を追って
確実にこなしていく手伝いをする』
子供の真の幸せとは 自分で選んで、自分のリズムで繰り返し
納得いくまで成し遂げた時に内面からあふれ出るものだそうです。
子供が、何度も何度も同じ事を繰り返し
見てるほうがあきれてしまう時もあるけど、それも
とても重要なことなんだそうです。
確かに、何かに夢中になっている時は、真剣そのもので
その後や何かを成し遂げた時
少し誇らしげになりながら、とびっきりの顔を見せてくれますよね![]()
幼児にはさまざまな動きや自立につながる能力を獲得するための
敏感期というものがあります。
自然から与えられる敏感期を利用すると、子供はトライするのが楽しいので
短期間でさまざまな事を学び取り、自分の物にすることが出来るそう。
逆に、その時期を逃すとたいへんな苦労や時間がかかるんだって。
敏感期=吸収力が旺盛なこの時期は、英才教育の時期
ととらえる教育法もあるそうですが、モンテッソーリのはそれとは違います。
英語を話せるように、とかではなく"人間としての根源的、総合的な成長に
視点を合わせています。
”考える力をはぐくみ、人間性を花開かせるために
自然が特別なエネルギーを与える時期”ととらえるのだそうです。
あることに敏感になるから、困ったchanになってしまうこともあります。
その中で、つい先日実際にプチダーに起こった事を書きますね。
ダーがいつもよりも早く帰宅しました。
まだプチダーは夕食も食べていません。
ところが、ダーが帰ってきた途端、2階に行きたがり
いけないのがわかると、号(┳◇┳)泣![]()
しゃくりあげるほど、泣いてしまったの。
これをモンテッソーリ法に当てはめると・・・
今のプチダーは、秩序感に敏感になってることになります。
いつもの場所、いつもの順番、いつもの習慣に
頑固なほどにこだわりを見せる時期であること。
そう、プチダーが泣いてしまった理由は
いつもの順番じゃなかったからなの。
普段なら、ダーが帰って来た後すぐに2階へ行くのに
この日は、行けなかったからなんだよね。
プチダーからしてみれば、ダーが早く帰ってこようが
遅く帰ってこようが、帰ってきた後すぐに2階へいけるものだと
考えてるから、すぐに行けないのが我慢ならなかったみたい![]()
あと2ヶ月も経てば、プチダーも魔の2歳児の仲間入り。
そんな時に、とても役立つ本に出会う事ができました。
教育法とはいっても、小難しいものではないし英才教育ものでもない。
敏感期特有の、強い願望や傾向を知っておけば
子供の不可解な行動や駄々をこねる理由がわかり
少しは楽になれるかもしれないよね![]()