前期の試験から4日。
卒業式があっても、まだまだ自分の受験は終わらない。
卒業式が終わった翌日から、もう後期試験の準備へ。
クラスの何人かは後期試験を受けるわけで、翌日登校した時には、既に何人か来ていた。
そんな中。
前期試験の時とは違った感じが。
「『有名私大』に合格した。入るのはそこでいいから、今度は、国立大に合格したい」
即ち、名誉だけが欲しかったわけだ。
もっとも、親も姉貴も国公立には受かってない。そこで、家族を見下そう、というわけだ。
後期試験は小論文。
とりあえず過去問をやった。
なかなかうまくいかない中、できることはやった。
とはいえ、こちらも富山大学と同様、ほぼ記念受験のようなもの。
試験の後は何を…と思ってしまうのも、当然の事。
ついついどうでもいい事を考えてしまうのでした。
(その2へ)