東京スポーツ杯2歳ステークスは、ローズキングダムが制しました。
やはり、G2を制した馬の息子なだけありますね(母:ローズバド=01年フィリーズレビュー)。
この家系は、『薔薇一族』と呼ばれ、ローゼンクロイツ(ローズバドの弟)やローゼンカバリー、ヴィータローザ(2頭ともローズバドの叔父)など、実力馬が多数いました。
また新たにこの家系から出てきただけあって、薔薇一族も安泰かもしれません。
それにしても、最後の直線のローズキングダムとトーセンファントムによる熾烈な鍔迫り合いは見ものでしたね。
中山の短い直線では、あのようなレースは見られそうにないだけに、東京の長い直線だからこそ、という感じで、素晴らしいものを感じました。
一方で、残念だったのが、札幌2歳ステークス組。
1~3着馬がみんな出ていたにもかかわらず、1頭も3着以内には入れなかったのは残念です。
アーバンウィナーはともかく、他の2頭は、理由が休み明けだとしたら、次も狙ってみたいですが、どう見ておくべきか、ちょっと考え物です。
<競馬川柳>
一族に 新たな王子 出でにけり