ブログネタ:卒業式の思い出、教えて!
参加中
姉貴が昨日、卒業式を迎えました。
卒業式と聞いて、ふと思ったことが1つ。
自分は、高校の頃に、卒業式に4度参加したことがあります。
まぁ、在校生として参加した2度はともかく、3度目は自分の卒業式でした。
この卒業式は、思い出としてはあまり残っていません。
式次第は、「開式の辞」の後に国歌斉唱、「卒業証書授与」(総代による)があり、「校長先生の話」、「PTA会長の話」の後に、在校生代表からの「送辞」と卒業生代表の「答辞」があり、それから「卒業の歌」として仰げば尊し や蛍の光 を歌い、最後に校歌を歌った後、卒業生の退場というものでした。
その後は、教室に帰って卒業証書を1人ずつもらい、クラスや部活ごとに「お別れ会」をしていました。
在校生として参加した2度も同じです。
が、4度目の卒業式は、いちばん印象に残っています。
4度目の卒業式の主人公は、自分の友達でした。
彼は1年の頃から、あまり学校に来ることができませんでした。
彼の場合、昼夜の生活が逆転していて、遅刻や欠席が多く、3年生でも、その生活が続いていました。
大学への合格を得ても、卒業できるかどうかということが問題でありました。
なので彼は、自分たちの卒業式(つまり3度目)には出られませんでした。
彼の卒業が決まったのが、それから10日あまり過ぎた時のこと。
出席を認めてもらう為に、先生から課題を与えられ、その課題をこなし、彼の卒業が決まりました。
4度目の卒業式では、クラスメイトの半分近くや、3年生の頃の多くの先生が出席していました。
小学校の学校探検以外で、初めて校長室に入り、式を行いました。
式次第は、自分たちの卒業式と若干異なっていて、卒業証書は彼が直接もらい、「PTA会長さんの話」、「送辞」がなく、担任の先生や父母の言葉がありました。
先生や父母の言葉が聞けたのは、とてもよかったです。
式の後は自分たちの時といっしょに教室に行き、みんなで彼を胴上げしたり、写真を撮ったりと、彼の卒業を祝っていました。
「自分たちで作った」感があったので、自分としては4度目の卒業式の方が記憶に残っています。