日銀総裁に白川氏、衆参本会議で同意


国会は9日の衆参本会議で、空席の日本銀行総裁に白川方明(まさあき)副総裁(58)を昇格させる人事案を

与党や民主党などの賛成多数で可決、同意した。

政府は9日中に白川氏を第30代日銀総裁に任命する方針で、3月20日から続いた戦後初の総裁空席という

異常事態は、約3週間ぶりに解消する。

一方、前財務省財務官の渡辺博史・一橋大教授(58)の副総裁起用案は、参院本会議で民主党などの反対

多数で否決され、不同意となった。日銀人事で政府案が参院で否決されるのは4人目。副総裁1人は空席と

なり、不正常な状態は当面続くことになる。

参院本会議の採決は午前10時から始まり、共産党を除く各党が「白川総裁」案に賛成した。賛否は賛成231票、反対7票だった。

「渡辺副総裁」案には自民、公明両党に加え、国民新党も賛成したが、民主、社民、共産各党が反対した結果、賛成115票、反対121票となった。

「反対」で党議拘束をかけた民主党からは3人が賛成に回ったほか、4人が棄権または欠席した。

衆院は午後0時半からの本会議で、両氏の人事案を自公両党などの賛成多数で可決、同意した。


(2008年4月9日12時40分 読売新聞)