ノエル・俺様は大魔王を倒した、史上最強のはずゲロ…
士元・バカが、お前の戦力は私と大差ないのだ、下手したら二流だ。
ノエル・ひでえゲロ
士元・ラグナ様やジミーとの激戦で、大魔王の体は壊れかけていた。
ノエル・う
士元・何より、大魔王は独りで戦っていたが、こっちはボナパルトがバックアップの指揮をとっていた。私が戦っても勝っただろうな。
ノエル・そんなの頼んでないゲロ!
士元・お前が自力でやっていると思わされたんだよ。
ノエル…
士元・打倒大魔王のために天下の意志を統一し、倒した後に統治する。リバイアさんのシナリオを見事に継いでくれた。
ノエル・さすが先代ゲロ。って俺様が三代目ゲロよ!
士元・お前は戦術リーダーとしては天才だが、統治には最悪だ。
ノエル・みんな俺様の奴隷ゲロ
士元orz
ボナパルト・いくら大魔王様が強くても、まともに戦えば生き残るのは大魔王様だけです。
ジョーカー・俺が一人でいきゃあいいのか?
ボナパルト・いえ、それは危険です。何とか盗卓を引きずり出します。
ジョーカー・頼むぜ天才軍師
ボナパルト・はっ
ボナパルト(懲角を何とかすれば、敵はバックアップを使えない)
高速移動できる部隊だけで
ヒット&アウェイを繰り返すジョーカー
魔王軍の奴隷や傭兵の戦意をそぎつつ
酒や食糧で手なずけるボナパルト
ボナパルト・もう懲角の信者くらいしか、こちらに反撃してきません。勝負をかけます。
ジョーカー・おう
ジョーカー・出て来い盗卓!
懲角・なりませんぞ魔王様
盗卓・信者どもにバックアップさせろ
懲角・こ、これは!?
昇進や宝物の取り合いで消耗する信者
ジョーカーと盗卓のサシ
ジョーカー(さすがは魔王ってとこだな…だが甘いぜ!)
ジョーカーの魔法剣フレア、盗卓を撃破
懲角・ま、魔王様!?
ジョーカー・ぐ…声が…
ボナパルト・僭主盗卓を、大魔王様が討ち取った!
魔王軍の兵をほぼ消耗させず、のっとったボナパルト
バーサーカーもそのまま起用
バーサーカーになり損ねた奴隷を
国力増強に充てる。
守りを固めながら国力を上げる大魔王領
士元・大魔王と天才軍師か…体の限界が近いリバイアさんには重すぎるな。
リバイア・引退します。三代目に引き継ぎを。
士元・きみの策でなければ猛反対するところだ。
リバイア・ご協力感謝します。
士元・気にするな。私たちは兄弟だ、それにリバイアさんの策は天の啓示だよ。喜んで従おう。
士元(仲達の知略は優れていたが統治は下手だった、ボナパルトは統治も上手い。今のリバイアさんと五分…いや上回る。とてもバカ息子のノエルがどうにかできる相手ではない)