ノエル編8話
叛逆のカプリ
10年前
魔王軍の植民地にされていた
カノーの町は
ヴァーミリオン騎士団により解放された。
魔王軍の兵士だったカプリの父は死亡
母は17歳のカプリと幼いきょうだいを逃がす。
(人族の軍隊に捕まったら奴隷にされる!)
人魔が共にいられるリバイア自由連合へ。
幼い弟や妹を養うため
ヴァーミリオンに復讐するため
素質を生かした神竜兵を目指すカプリ
誰にも心を開かないが
ずば抜けた力と士気で
最強の神竜兵となるカプリ
そこでミルに出逢う。
「ピアノ…弾いてくれへん?」
カプリのピアノに合わせて歌うミル
初めての友達
ノエルを見て復讐の念が燃え上がる。
(こいつが…父さんを殺したヴァーミリオンの公子!
許さない)
ノエルを殺すため、寿命を削って若返り
ノエル直属になるカプリ
「あなたたちが食べていけるお金ができたわ」
「お姉ちゃん…なんでこんな…」
「ノエルを…あの悪魔を殺すためよ」
ほむらが作ったノエルの好物に
毒を混ぜるカプリ
(生まれた日に死ぬがいいわ)
ノエルの生誕日
ノエル(ゲロ…)
ほむら・美味しい?
ノエル・旨いゲロ、最高ゲロよ^^;
全部食べて、真っ青になるノエル
キラ・ノエル様、体調が…
カプリ・動かないで。
キラ・カプリ…うっ!
カプリ・あんたに回復されると厄介なの、ノエルが死ぬまで寝ていなさい。
戦時だがささやかな祭
ミルに誘われるが、拒むカプリ
Sバーサーカー襲来
カノーの町に出撃と知らず
仮病でサボるカプリ
カノーの戦いに参加した騎士から父のことを聞く
「魔王軍は我々の姿を見ただけで怖気づいた。
だが、勇敢に抵抗した兵士もいた。
我々の大部分が撤収し
王国の駐留部隊に、その兵士たちは処刑された。
その家族に遺品を届けた際に聞いたのだ。
カプリという娘がいると」
(父さんを殺したのはヴァーミリオンじゃない!?)
「ノエル様はカノーを守るために出撃された。
もうヴァーミリオン領でないにも関わらず」
「嘘…あいつにそんな感情はないはずです」
さおり・ノエル様、退いてください。そんなお体では返り討ちに遭います。
ノエル・ふざけんな、俺様がいないと、お前らみんなSバカのエサゲロよ。
Sバーサーカーに押されるノエル
カプリ・ただ弱い者いじめするだけのクズだったはず…どうしてノエルが私の故郷を守るの?
さおり・やっと気付いたかしら
カプリ・リーダー…
さおり・心配しないで、ノエル様に盛った毒は捨てたから。
カプリ(!)
さおり・あなただけが絡んでいたわけじゃないのよ、この暗殺計画はね。不覚にも完全には防げなかったわ。
カプリ・私…なんてことを…
さおり・あなたがいれば勝てるかもしれない。
カプリ・ノエル様ーっ!
ノエル・ゲロ…俺様が…この程度で…
カプリの神器攻撃
Sバーサーカーの鉄壁にひびが入る
ノエル・そこだ!
ノエルの砕拳が敵の鉄壁を破壊
さおり・今よ!
集中攻撃でSバーサーカーを撃破
カプリ・みんな…ごめんね…
ミル・大丈夫、また戻ってきてよ。
カプリ・もう…ダメみたい。それにノエル様が許してくれませんよね。裏切り者なんて。
ノエル…
さおり・あなたが裏切ったという証拠でもあるの?
カプリ…もう、疲れちゃいました…ノエル様が父の敵と勘違いして…
毒を飲むカプリ
キラ・バカ、何て事を!回復が追いつかない!
ミル・嫌だ、嫌だよ、死なないで!
カプリ・さよ…な
ノエル・死んだら許すと思っているゲロか?大間違いゲロ。ミル!同化するゲロ。
さおり(!)
ミル・え…どうやって…
ミルを殴るノエル
ノエル・お前それでも神竜兵か!さっさとやるゲロ。
ミル・カプリ…
カプリ・同化…心を合わせるの。凄いわノエル様…さすが三代目
ミル・わかんないよぉ…
両手でピアノを引く動き、メロディーを口ずさむカプリ
さおり・ゆっめをみようよ…
ミル(ミリオンスマイル!)咲かせ…たい…ね…
ノエル・もっと力いっぱい歌うゲロ!カプリの心の底に届くように!
ミル・あれも、これも…
タミィ・身につけたくて
チェル・全力で昇った坂道
ノエル・次ソロだゲロ。
ミル・照らしてくよ、どんな未来だって!
カプリ(すぅ)
ミル・カプリ?カプリ!
さおり・終わったわ。弾いてごらんなさい。
小さなピアニカを手渡す。
ミルがカプリのような見事な演奏
ミル・いる…ここにいるよカプリ、おかえり。
ミルの両手が神器になる。