天才軍師ボナパルトに
ことごとく上を行かれる士元
しかし、ギリギリの所でしのいできた
敵の総攻撃に浮足立つノエル軍
士元・勝負を仕掛ける。
銀河は本隊を率いて敵の拠点に進撃
リバイアさんは陽動
ノエルは精鋭部隊を率いて奇襲だ。
銀河・分かった。
リバイア・はい。
ノエル・ちょ、敵は先代を狙っているんすよ!死ねっていうのか兄貴!
リバイア・本当の狙いは兄さんだ。僕が死んでも影響は少ない。離反狙いと陽動だろうね。
銀河・ああ。
ノエル・そっか、でもさーそれボナ公にばれてんじゃね?
リバイア・兄さんは「分かっていても防げない」手を打とうとしている。
ノエル・うが…
銀河・俺も分かったぞ。
リバイア・頭が鈍くなった僕でも、これくらいは分かるよ。
間諜・報告します。リバイアが逃亡しました。
敵将・位置は?
間諜・見失いました…十名程度で高速移動…その後気配を消しました。
敵将・何ということだ!
ボナパルト(さすが士元、読み得る手の中で、最も厄介な手を打ってきたか)落ち着け、すでに罠を張ってある。
敵将・恐れ入ります。
ボナパルト(士気・戦力・機動力の全てが高い、まあリバイアを討てずともいい)
ノエル・く、一部の隙もねえ守りなんて…ここか!
ボナパルト(そこに来るとは、ここで神眼か)
ノエルが本拠地を攻めると見せかけ、砦を奇襲
傭兵・あ、あれは…リバイア!
リバイア・僕はここだ、首が欲しければかかってこい!
敵将・山の上に陣を張るとは…衰えたりリバイア!
ボナパルト(あの戦力なら山を下る勢いで、大軍も突破できる。)
リバイア・冴えない作戦ばかりで悪いね。
かえで・凄い名案よ^^
ゲイル・十分だぜ!
ジェイド・リバイアさん直属部隊の力を見せてやりましょう。
ダン・合図を!
敵将・いたぞ、リバイアだ!
リバイア・撃て!
間諜・リバイアに包囲を突破されました。追撃部隊は混乱しています…
敵将・うぬぬぬぬ
ボナパルト(リバイア狙いの奴らを盾にしたか、攻めるルートが限られて奇襲が成立しない。なぜだ、士元に私の策を読まれるとは思えない…リバイア、お前か!お前にも神眼があるとは!)
士元・さすがリバイアさん、見事な読みだ。東から敵が来る、警戒しろ!
武将・西側は?
士元・西2・東8に戦力を分けてある。西の大部隊はリバイアさんが崩してくれた。(裏切った奴は2割、ほとんどは西にいたはず)
間諜・東側バーサーカーの攻撃が防がれています。西側…バーサーカーとリバイア追撃部隊が重なり混乱…動けません!
間諜・報告します。リバイアが本体に合流しました!
武将・うおおおおお!
ボナパルト(いかん、リバイアが調子を取り戻してきたのか)
リバイア・ここは僕らが死守する。
かえで・はい!
ゲイル・任せとけ、俺たちは一騎当千の神竜兵だぜ!
ジェイド・元…ですけど
ダン・リバイアさん直属なんだ、何でも良い。
間諜・銀河が砦を突破しました!
敵将・バカな!?難攻不落の砦が数時間で…
ボナパルト・白旗を上げろ。
敵将・今なんと?
ボナパルト・降伏する。(砦で挟撃し、士元を討ち取る作戦だったが…もう無理だ)