民法をゼロから見直してみた01 民法って何? | 何か色々 憲法&民法ゴロ合わせ跡地
おはようございます。
心を入れ替えて民法をば。

1 民法って何?
財産・取引・家族に関する法律です。
↑一番シンプルな説明。
一般の方はこれだけ知っていれば十分です。
財産(動産や不動産の所有・担保)
取引(契約の成立・解除・取消)
家族(夫婦・親子・相続)が主な内容です。

この法律は裁判等の基準であり
トラブルの決着をつけるための条文です。
ということは、民事訴訟法・民事執行法を知らないと
ピンと来ない個所が出るのです。
試験科目でないからといって放置していると
テキスト理解不能→かえって時間がかかるので
民事裁判の手続法もある程度見ておきましょう。

しかるに、実務や試験対策には不十分で
実体法・私法・一般法などの
分類もおさえておきましょう。
実体法(権利変動の要件たる法)⇔手続法
私法(私人間の契約などの法)⇔公法
一般法(広範囲)⇔特別法(範囲狭い、優先)

憲法・商法・行政法・刑法などとの関係を意識しないと
テキスト理解不能になることがあります。
民法のテキストを書いている人のほとんどは
他の法律や法相互の関係を知っています。
法務の常識を早くつかむと
民法の理解も進みます。