少女・ねえ、頑張ればいつか幸せになれるの?
初代・…いや、幸せになるところまで進むんだ。
少女・?
初代・努力がいつ報われるかわからない。良い流れになるまで続けることが大切なんだ。
少女・上手くいくか分からなくちゃ、ヤル気にならないよ。
初代・そうだね。達成できるかとは別に、前向きな努力で必ず人は進歩する。
少女・ほんと
初代・ああ、天才の僕が言うから真実さ。
ジョーカー・なるほどね。一理ある。
初代・できると言うと嘘になる。少女には真摯に向き合うからね!
ジョーカー・へー
初代・ほら、少女の明日を作るため、今日もクエストクエスト!
かえで・これが、初代リバイア様が書かれた本なの。
リバイア・うん。あらゆる兵法はリバイアに通ずと言われた「リバイアの書」だよ。
かえで・何だか、女の子の世話をする話ばかりね。
リバイア・この子たちがリバイア様の死後に「リバイア用兵術」を体系化した。
かえで・へぇ
孝允・どうじゃ小僧、何か気がついたか。
リバイア・…
孝允・お主に二代目リバイアたる覚悟はあるのか。
リバイア・僕は…
かえで・そうよ、リバイアさんはゴッドハンドの軍師にふさわしいからね!
孝允・この100年、誰も解き明かせなかった謎に挑むか。いや、必ず解き明かす自信があるか。
かえで・リバイア用兵術はおじいちゃんがわかるんでしょ?
孝允・わしは部分的に活用したに過ぎぬ。積み重ねや忍耐だけでは超えられぬ壁があるのだ。
かえで・リバイアさんは天才だから大丈夫。
孝允・素質は計り知れん。ゴッドハンドの軍師にもっとも近い。
リバイア・そんな。
孝允・わしにリバイアの代役は務まらん。小僧…いや、二代目リバイア殿にこの世界を託そう。
リバイア・そ、それは「刻印の書」
孝允・ゴッドハンドの研究がまとめてある。覇王カエサリオンや闘神ジョーカーの技、6つの刻印についても記されている。
かえで・ええ!?
孝允・この一冊だけに、闇の秘密も書かれている。受け取る覚悟はあるか。
リバイア・はい。