民法の常識 | 何か色々 憲法&民法ゴロ合わせ跡地
こんばん民法
土見誠です。

秋の公務員試験、宅建・行政書士試験に向けて勝負の夏!

どうすれば早く楽に民法を覚えられるか?
順序としては
1・売買から全体像をつかむ
2・法のプロや出題者の感覚(いわば民法の常識)を知る
3・個々の規定を読む

1は土見誠・著の「民法ZERO」や「幕末民法伝Sakamoto」に書いてあります。

2は、長く民法に触れていると分かりますが、最初は混乱します。

民法の常識

毎度毎度、第三者が出る。
二重譲渡などで、どちらが所有権を得るか「争い」があると問題にしやすいです。

例外に注目します。
慣れると、例外には「何で?」と反応します。
野球なら、四番は強打者が相場です。そこにピッチャーや俊足タイプを入れたら「何で?」と思います。
野球を知らない人はわけがわかりません。
悪意の第三者には対抗できる。ただし、悪意の第三者が、善意の第三者に譲渡したら対抗できない…などです。
慣れたらこれはセオリーですがw

準用
民法に限らず、法律は0から理論を組み立てたのではありません。
民法の財産法はドイツ民法を土台にしています。
つまり、法律はコピペが大好きです。他の理論を持ってきて適用するのが簡単だからです。
所有権の規定は共有時にも用いられますが、
ただし(またか)この場合はほにゃららと判例でカバーしていることが多いです。

基本をつかんだ人の感覚で問題が作られるので、そのパターンを学びます。
全体に流れる常識はわずかですので、いくつか知れば学習が加速!