大神「2人目・・・ですか」
星降「あっ、暗いことばかり言ってごめんなさい」
大神「はあ・・・ん、そのバッジは行政書士!」
星降「はい」
大神「俺は3回落ちたのに、22で行政書士って凄いですよ!女子大生かと思ったのに・・・」
星降「わ、私も3回落ちたから大神さんと同じです。それに・・・」
ん?また目に闇が広がる。あいつに似た目をするな・・・。
星降「私は中学も卒業してません。学歴低いですよ」
大神「・・・い、今は学歴の時代じゃないですよ!それより試験に通ったのに恐れ入ります」
星降「ありがとうございます(^-^)」
うーん、笑うと可愛いな。
大神「じゃあ、事務所を開いているんですか?」
星降「え・・・それは・・・」
麻生「それもあるが、今は講師もしてもらっているよ」
星降「えっ」
大神「へえ、若くて美人の先生ならヤル気が出ますね」
星降「麻生さん・・・何てことを」
麻生「なら事実を言うか?」
星降「うっ・・・じゃあ講師で・・・」
麻生「今度、新たにネット講座を立ち上げる。大神くんも手伝ってくれるかな?最初はバイト扱いだが・・・」
大神「バイト・・・お願いします!」
なぜ俺を雇う気になったのか?
浮かれていて考えもしなかった。