その日暮らしで泣く頃に
大神の所持金2,111円
星降「こんにちは」
おおお、スリムで小柄で甘口フェイス!
(153cm 39kg) かわええ~
・・・・・・・・・・あれ、どこかで見覚えがあるな。
星降「紅茶るー・ミルクティありがとうございました」
大神「ああーあのときの、ちょっとしたことなのに」
そうだ、前にここに来たとき
栄養ドリンク「げんきもりもり」と間違えて
紅茶「るー」ミルクティを買ってしまったんだorz
(そのとき所持金3,102円)
全財産の4%が~(涙目)
そのときにたまたま隣にいた彼女(御珠星降さん)が
欲しそうな目をしていたのであげた。だって可愛いから!
大神「いや~あのときは3,000円くらいしか持ってなくて、別の買ったときは涙目でしたよ。ははは」
星降「ええ~、何だかとても悪いことをしたような」
大神「そんな、こちらこそご馳走になってすみません」
星降「違います。ほとんどお金持っていないときの120円はとっても重いんです!これで大神さんが生活に困ったらどうしようって・・・。あ、ごめんなさい。大神さんが貧乏っていうわけじゃ・・・・」
御珠昴(何でこの娘は相手を挑発するんだ。 orz 言い方考えろ!)
大神「いやあ、ははは」(下心があったら別にいいんだが)
星降「大神さんは優しいですね。失言にも怒らないし、私と一緒に食事してくれるし」
御珠昴(もう限界だ!忍者のように気配を消して・・・)
大神「え、美人と一緒に飯なんて、こっちからお願いしたいくらいですよ!」
星降「家族だって、私がいるとイライラするのに・・・・」
大神「え?」
気がつくと、御珠部長の姿が消えている。
星降「嫌われ者なんですよ。私はいらない子です」
星降さんの瞳がどんよりと淀み、まずそうにもそもそと食べ出した。
・・・・・・・・・旨いのに。
大神「そうですか・・・。でも、もう大人でしょう、親がどうこうって気にするのは少年少女ですよ」
少女・・・・・星降たん13歳は可愛いだろうな・・・
いかんいかん。俺は性欲のカタマリか!?
星降「そ、そうですよね。・・・私は何歳に見えます?」
うーん、顔だけ見たら高校生くらいだが
話し方からして賢そうだし・・・俺(25歳でフリーター)より少し若いくらいか?
大神「23歳ですか?」
星降「22です」
しまった、もう少し下だってヴぁ!
星降「ほとんど正解ですね。前後賞あげます」
大神「セーフにしてもらえます、良かった~」
食後のコーヒーと紅茶が運ばれてきた。
星降さんはミルクティにして飲んでいる。
星降「ミルクティの優しい甘さが好きなんです」
大神「ああ、似合いますね(^∇^)」
星降「そうですか?・・・・・・・・・あっ、さっき美人って」
大神「はい、よく言われません?」
星降「いいえ、よく幽霊みたいに暗いって言われますよ」
大神「は、はあ・・・」
星降「美人なんていってくれるのは、大神さんで2人目です」