夫の英語学習を淡々と見守る妻 -6ページ目

夫の英語学習を淡々と見守る妻

TOEIC900と海外勤務をめざす夫に関する、隣にいる大学院生の妻による観察記。

うちの夫は大変努力家だと思う。

もちろんめんどくさがったり、サボる日がないわけではないけど、

一般(というか私)よも遥にその頻度は少ないと思う。

私や、うちら2人の周りにいる人は比較的勉強好きだったり努力家が多いだろうに。


何度となく「どうして英語を頑張るの?」と尋ねている。

明瞭な割り切った答えが返ってくるわけではないが、これまでの回答を統合すると、多分、こんな感じだろう。


「英語を使った仕事をしたいと高校生くらいのときに思った。

でも親の意向もあり、またそれに納得し、より英語を道具的にみなす工学へと進んだ。

大学時代、大学院時代の経験やお世話になった人から、今後は国内だけでなく、

もっとグローバルな視野を持たねばならないことを学んだ。

そのために若いうちに一度海外での生活、仕事の経験をしてみたい。

だから、英語が必要なんだ。」


だと、妻は理解している。


なお、夫も私も留学経験はない。

ただ思い返せば、私達は英語クラブで出会ったのだった…。


会社のあと、英語塾に。

最近、700単語のテストに追われ、宿題をしている気配がない。いいのだろうか。

今週はすでにお疲れの様子、たまには定時上がりしてグッスリよく寝ることも大事だと思うけど、

明日は定時上がりしたとしても塾の自習室によるという。

いったい何が彼をそこまでさせるのか。