今朝、るびたすが息を引き取りました。
9/1で15歳になったんですが、ほんとに病気とか事故とか多くて、よくここまで生きたなぁと思う。
もともとは、私の母が子離れして日中家に一人でいることが寂しくなったから父親が連れてきた犬だったんですよ。
そんな母も38歳という若さで亡くなり、きょうだいで面倒みていたものの、実家からは同棲やれ結婚やれ一人暮らしやれで一人また一人と減っていき、気付けば妹一人になってしまったわけで、先に家を出たもん勝ちみたいなとこがあったのは事実で、ずっと任せっぱなしだったのですが。
3か月くらい前かなぁ…弟がふと実家に立ち寄ったときに、トイレの片付けもしてない、セットしてある飲み水のペットボトルにコケは生えてる、これでいて足もびっこひいてる、もうそれはみてられなかったそうで、そのまま弟はるびたすを連れて家に連れて帰ったんだそうです。
もちろん、実家の妹は誘拐されたと騒ぐわけで、最初は私達も、弟が勝手すぎる
と言っていたんですが、よくよく話を聞くと実家の妹がきちんと面倒みれてないから弟がそれを見兼ねて引き取ってきたというじゃないですか。

それから検査入院させたり、トリミングしたり、それはもうほんとに大変で。
医者からは、持って半年、早くて1か月と宣告までされて。
今まで確かに妹に任せっきりだった私達にももちろん責任はあるわけで、これはもうきょうだい会議です。
治療代を割り勘したり、もうあまり歩けないので庭に人工芝を敷いたりと、できる限りのことはしたんですが、この1週間食欲がなく、薬も飲んでくれない、おやつも食べない、そんな感じだったんです。
そしたら今朝、息を引き取ってました。
でも、弟が実家から連れ出してくれたおかげで、この3か月はみんな、るびたすの死を看取る覚悟をして、それまでの間愛情をたっぷり注いでやろうと決めて接してきたと思うんです。
私達は、家に残された妹がもっとしっかり面倒みててくれてると思っていたのですが、実態はそんなんじゃなくて、とてもじゃないけど犬を飼う資格なんてないような、ほんとそんな感じだったみたいで、もっと早く実態を把握できればよかったんですが誰も実家に寄り付かなかったので気付けなかったんですよね。
だけど、こうして弟が連れ出してくれて、そのあと姉が引き取ってくれて、もう先も長くないし明日はみんなでるびたすに会いに行こうと約束をしていたのに、それなのに、1日早く逝ってしまいました。
不幸中の幸いですが、姉の娘がほんとによく可愛がってくれて、今朝も泣きじゃくって大変だったそうです。泣きながら、るびたすの絵を描いたみたいです。
もう、聞いてるこっちが泣けてきちゃうくらい、それくらいるびたすのことを可愛がってくれてたから、るびたすも姉の娘に懐いてて、だから、るびたすはるびたすなりに最後は幸せだったんじゃないかなって勝手に思ってます。
最後の3か月しかサポート出来なくてごめんね。