「短気は損気」
よく祖母から言われた言葉です。
腹を立てると、誰が一番ダメージを受けるかと言えば、自分です。
損得勘定で考えたって、腹を立てないほうがいいに決まってます。
腹を立てたら、自分が損をするんですから。
こんなシチュエーションを考えてみましょう。
友だちと遊びに行く待ち合わせをしました。
約束の時間は午前9時に、駅前で。
早めに行っておこうと思って、15分前に到着しました。
まだ時間があるので、駅前の本屋で立ち読みでも。
さて、そろそろ時間。
本屋を出て、待っても、友だちは現れない。
メールをしてみるが、返信もなし。
電話をかけるが、コールのみ。
こんな状況になったら、どんな心になるでしょう?
「何で来ないんだ?
遅れるとか、何か連絡ぐらいくれたらいいじゃないか!」
「自分は、遅れないように15分前に来たのに。
人を待たせるなんて、とんでもないな」
30分待っても来ない、となれば、イライラも通り越して、
「もう、これ以上待てない!
予定はキャンセルだ!」
と帰ってしまうかも知れません。
その後も、腹立ちはおさまらず、ムシャクシャする気持ちを晴らそうと、
気晴らし策を考えます。
しかし、思い出せば出すほど、腹が立ち、
「今度会ったら、今日のこと、問い詰めてやる」
と、絶対に詫びを入れさせるぞ、と心に誓ったりします。
「約束の時間に相手が来ない」という状況に対して、
「忘れてるんじゃないか?」
「すっぽかしか?」
と思うと、無性に腹が立ってきます。
果たして、そんなふうに思わないといけないものか、もうちょっと考えてみましょう。
「約束の時間に相手が来ない」という事実は、他にも解釈の仕方があります。
「事故にあった」
「緊急事態が発生した」
「病気になった」
もしかしたら、よほどの事情があって、来れないのかもしれません。
「何かのことがあったんじゃないのか?」と心配してみましょう。
気持ちも、ガラッと変わります。
30分経っても来なければ、
「きっと何かあったのだろう。
連絡もとれないし、予定を変更することを伝えて、とりあえず帰ろう」
そして、メールします。
「今日、9時の待ち合わせに来なかったから、心配したよ。
大丈夫だった?
とりあえず、今日は予定を変更することにしよう。
また今度、遊びに行こう」
本当に、何かの事態が相手に起きていれば、
「そうだったのか、大変だったな」
と相手を気遣えるし、相手も「申し訳なかった」という気持ちいっぱいに違いない。
単に「寝坊した」とか「すっぽかし」だったら、
「なんだ、そうだったのか。心配したよ。
ま、そんな程度で良かった」
と、流せばいい。
もちろん、これは「遊びの約束」だったから流せる話。
重大な商談、会議など、多くの人に迷惑をかけることになる場合は、対応も変わると思う。
でも、どんな場合でも、自分が受けた結果の責任は、自分にあることには変わりない。
すっぽかした相手と、そもそも約束をしたのは自分だ。
すっぽかした相手も悪いが、そんな人と約束した責任は自分にある。
自分が受けた結果の責任を、「相手」に求めると、腹が立つ。
責任は「自分にある」と思えば、気持ちは相当変わります。
シチュエーション別にやっているとキリがないんですが、今日はこの辺で。
次回は、「怒り」についてまた別の話を紹介しましょう。
◆ つぶやき ◆
少し前のニュースですが、「日本の風邪事情」の調査結果が発表されました。
●あなたは熱が何℃になったら会社・学校を休みますか?
全国平均は、37.9℃
ちなみに、カゼを引いても休んだことのない割合もデータとしてありました。
1位は香川県で、14%。
富山県は4位で、12%でした。無理をする傾向が高い?
ちなみに、休んだことがない人が最も少なかった県は佐賀県で1%。
熱が出たら早めにしっかり治すという県民性があらわれたのかもしれません。
●この1年で風邪をひいた回数は?
全国平均2.3回
最も多いのは富山県で2.8回でした。
カゼを引きやすい気候ということでしょうか?
●風邪が完治するまでの日数は?
全国平均4.7日
完治まで最も時間がかかるのは青森県民で5.4日。
富山県は3位で、5.19日でした。
カゼとは違いますが、インフルエンザが流行してます。
激増してますので、感染には要注意です☆
お互い、気をつけましょう。
(*^-^)
よく祖母から言われた言葉です。
腹を立てると、誰が一番ダメージを受けるかと言えば、自分です。
損得勘定で考えたって、腹を立てないほうがいいに決まってます。
腹を立てたら、自分が損をするんですから。
こんなシチュエーションを考えてみましょう。
友だちと遊びに行く待ち合わせをしました。
約束の時間は午前9時に、駅前で。
早めに行っておこうと思って、15分前に到着しました。
まだ時間があるので、駅前の本屋で立ち読みでも。
さて、そろそろ時間。
本屋を出て、待っても、友だちは現れない。
メールをしてみるが、返信もなし。
電話をかけるが、コールのみ。
こんな状況になったら、どんな心になるでしょう?
「何で来ないんだ?
遅れるとか、何か連絡ぐらいくれたらいいじゃないか!」
「自分は、遅れないように15分前に来たのに。
人を待たせるなんて、とんでもないな」
30分待っても来ない、となれば、イライラも通り越して、
「もう、これ以上待てない!
予定はキャンセルだ!」
と帰ってしまうかも知れません。
その後も、腹立ちはおさまらず、ムシャクシャする気持ちを晴らそうと、
気晴らし策を考えます。
しかし、思い出せば出すほど、腹が立ち、
「今度会ったら、今日のこと、問い詰めてやる」
と、絶対に詫びを入れさせるぞ、と心に誓ったりします。
「約束の時間に相手が来ない」という状況に対して、
「忘れてるんじゃないか?」
「すっぽかしか?」
と思うと、無性に腹が立ってきます。
果たして、そんなふうに思わないといけないものか、もうちょっと考えてみましょう。
「約束の時間に相手が来ない」という事実は、他にも解釈の仕方があります。
「事故にあった」
「緊急事態が発生した」
「病気になった」
もしかしたら、よほどの事情があって、来れないのかもしれません。
「何かのことがあったんじゃないのか?」と心配してみましょう。
気持ちも、ガラッと変わります。
30分経っても来なければ、
「きっと何かあったのだろう。
連絡もとれないし、予定を変更することを伝えて、とりあえず帰ろう」
そして、メールします。
「今日、9時の待ち合わせに来なかったから、心配したよ。
大丈夫だった?
とりあえず、今日は予定を変更することにしよう。
また今度、遊びに行こう」
本当に、何かの事態が相手に起きていれば、
「そうだったのか、大変だったな」
と相手を気遣えるし、相手も「申し訳なかった」という気持ちいっぱいに違いない。
単に「寝坊した」とか「すっぽかし」だったら、
「なんだ、そうだったのか。心配したよ。
ま、そんな程度で良かった」
と、流せばいい。
もちろん、これは「遊びの約束」だったから流せる話。
重大な商談、会議など、多くの人に迷惑をかけることになる場合は、対応も変わると思う。
でも、どんな場合でも、自分が受けた結果の責任は、自分にあることには変わりない。
すっぽかした相手と、そもそも約束をしたのは自分だ。
すっぽかした相手も悪いが、そんな人と約束した責任は自分にある。
自分が受けた結果の責任を、「相手」に求めると、腹が立つ。
責任は「自分にある」と思えば、気持ちは相当変わります。
シチュエーション別にやっているとキリがないんですが、今日はこの辺で。
次回は、「怒り」についてまた別の話を紹介しましょう。
◆ つぶやき ◆
少し前のニュースですが、「日本の風邪事情」の調査結果が発表されました。
●あなたは熱が何℃になったら会社・学校を休みますか?
全国平均は、37.9℃
ちなみに、カゼを引いても休んだことのない割合もデータとしてありました。
1位は香川県で、14%。
富山県は4位で、12%でした。無理をする傾向が高い?
ちなみに、休んだことがない人が最も少なかった県は佐賀県で1%。
熱が出たら早めにしっかり治すという県民性があらわれたのかもしれません。
●この1年で風邪をひいた回数は?
全国平均2.3回
最も多いのは富山県で2.8回でした。
カゼを引きやすい気候ということでしょうか?
●風邪が完治するまでの日数は?
全国平均4.7日
完治まで最も時間がかかるのは青森県民で5.4日。
富山県は3位で、5.19日でした。
カゼとは違いますが、インフルエンザが流行してます。
激増してますので、感染には要注意です☆
お互い、気をつけましょう。
(*^-^)