最近、本屋さんに行くと、「怒り対処本」をよく目にします。
・「しつこい怒り」が消えてなくなる本
・「怒り」がスーッと消える本
・「怒り」を上手に消す技術
・「ムカッとくる怒り」がスーッとおさまる本
・「イライラしてるな」と思ったとき読む本
・「怒り」のマネジメント術
・怒りのセルフコントロール
これ、全部、昨年から今までに出版された本です。
「あ、この本のタイトル、知ってる」というものもあるでしょう。
こんな本が流行るということは、それだけみんなイライラしているのかも知れませんね。
“怒り”は、なかなかやっかいです。
本当は怒りたくないんです。
エネルギー使うし、疲れるし、後味悪いし、ムシャクシャしてると何をしても楽しくない。
なのに、腹が立つのですから、自分でも「どーして?」と思ってしまう。
誰とでも仲良くして、ニコニコ楽しく過ごしたいんです。
ところが、この“怒り”が、いったいどこから出てくるのか、どうも、毎日、腹が立つ。
どんな時に腹が立つかといえば、たいていは自分の欲が邪魔されたとき。
「ああしたい」
「こうしたい」
「ああしてほしい」
「こうしてほしい」
という欲の心いっぱいなので、ちょっとしたことでも、それが妨げられて、ムカッときます。
些細なことなら、急いでいるときに信号が赤になるだけで、
「どーしてこのタイミングで赤になるんだよ!」
と腹が立ちます。
テレビに気に入らない芸能人が出てくると、
「お前は出なくていい」
とむかつく。
ポケットにティッシュを入れたまま洗濯して、ティッシュまみれになった洗濯物を見て、
すべては自分のせいなのに、
「なんでティッシュが入ってるんだよ!」
と怒ります。
腹が減ると、疲れると分かっているけど、腹が立つのです。
こんな感じで、“怒り”の感情は、いつでもどこでも出てきます。
最近なら、ノラリクラリと責任の追求をかわす政治家の答弁を聞いてるだけで、イライラしてくる人も多いでしょう。
欲をなくすことはできません。
しかも、思い通りにならない世の中ですから、思うように自分の欲を満たすこともままならないものです。
どうにかしたいけど、どうにもならないこの感情。
だけど、何とかしたい……。
分かります、その気持ち。
“怒り”は恐ろしい心ですから、「気をつけよ」と仏教で教えられます。
自分の欲を邪魔した“奴”を、“心”のまな板にのせて切り刻むから、“怒”という字は“心”の上に“奴”と書きます。
腹を立てると真っ赤になって怒ります。
まるで火のようです。
それで赤鬼に例えられます。
理性も教養も焼き尽くしてしまいますから、怒った時はムチャクチャやって、後悔することになります。
誰しも、経験のあることではないでしょうか。
じゃあ、腹が立ったときは、どうすれば良いのでしょう?
それについては、また今度。
・「しつこい怒り」が消えてなくなる本
・「怒り」がスーッと消える本
・「怒り」を上手に消す技術
・「ムカッとくる怒り」がスーッとおさまる本
・「イライラしてるな」と思ったとき読む本
・「怒り」のマネジメント術
・怒りのセルフコントロール
これ、全部、昨年から今までに出版された本です。
「あ、この本のタイトル、知ってる」というものもあるでしょう。
こんな本が流行るということは、それだけみんなイライラしているのかも知れませんね。
“怒り”は、なかなかやっかいです。
本当は怒りたくないんです。
エネルギー使うし、疲れるし、後味悪いし、ムシャクシャしてると何をしても楽しくない。
なのに、腹が立つのですから、自分でも「どーして?」と思ってしまう。
誰とでも仲良くして、ニコニコ楽しく過ごしたいんです。
ところが、この“怒り”が、いったいどこから出てくるのか、どうも、毎日、腹が立つ。
どんな時に腹が立つかといえば、たいていは自分の欲が邪魔されたとき。
「ああしたい」
「こうしたい」
「ああしてほしい」
「こうしてほしい」
という欲の心いっぱいなので、ちょっとしたことでも、それが妨げられて、ムカッときます。
些細なことなら、急いでいるときに信号が赤になるだけで、
「どーしてこのタイミングで赤になるんだよ!」
と腹が立ちます。
テレビに気に入らない芸能人が出てくると、
「お前は出なくていい」
とむかつく。
ポケットにティッシュを入れたまま洗濯して、ティッシュまみれになった洗濯物を見て、
すべては自分のせいなのに、
「なんでティッシュが入ってるんだよ!」
と怒ります。
腹が減ると、疲れると分かっているけど、腹が立つのです。
こんな感じで、“怒り”の感情は、いつでもどこでも出てきます。
最近なら、ノラリクラリと責任の追求をかわす政治家の答弁を聞いてるだけで、イライラしてくる人も多いでしょう。
欲をなくすことはできません。
しかも、思い通りにならない世の中ですから、思うように自分の欲を満たすこともままならないものです。
どうにかしたいけど、どうにもならないこの感情。
だけど、何とかしたい……。
分かります、その気持ち。
“怒り”は恐ろしい心ですから、「気をつけよ」と仏教で教えられます。
自分の欲を邪魔した“奴”を、“心”のまな板にのせて切り刻むから、“怒”という字は“心”の上に“奴”と書きます。
腹を立てると真っ赤になって怒ります。
まるで火のようです。
それで赤鬼に例えられます。
理性も教養も焼き尽くしてしまいますから、怒った時はムチャクチャやって、後悔することになります。
誰しも、経験のあることではないでしょうか。
じゃあ、腹が立ったときは、どうすれば良いのでしょう?
それについては、また今度。