被災された皆様へ心からのお見舞いを申し上げます。
11日の午後2時46分に発生した大地震は、
富山でも震度3の揺れを感じ、机に向かっていたので、すぐにわかりました。
これまで経験のない長い揺れに、
「どこかで大きな地震が起きたのでは?」
と思い、テレビを見て、東北地方での大地震が原因と知りました。
今も予断を許さない状況が続いています。
困難な事態にぶつかり、窮地に陥ったとき、
どんな心構えを持てば、乗り越えられるのでしょうか。
幕末に活躍した高杉晋作の言葉に勇気付けられます。
高杉晋作は、「長州の天才児」「雲に乗った孫悟空」といわれるほど、
何度も、絶体絶命のピンチを切り抜けました。
その秘訣を尋ねると、こう答えています。
「困った、ということを金輪際いわない」
どんなことでも、熟慮してから行動し、後で困らないようにしておく。
それでも窮地に陥ったならば、後ろ向きな発言を絶対にしない。
「必ず乗り越えてみせる」
と、前向きな気持ちを持ち続ければ、意外な方向に活路が見えてくるからです。
「窮すれば転ず 転ずれば通ず」です。
人間は「困った」と言った途端に、知恵が出なくなります。
「そうなれば窮地が死地になる。活路が見出されなくなる」
「死地におちいればそれでおしまいだ。だからおれは困ったの一言は吐かない」
高杉晋作は、マイナス発言や
苦しみの責任を他人のせいにする愚痴の恐ろしさを見抜いていたのでしょう。
「窮地」と「死地」には、天と地ほどの差があります。
その分かれ目は、心の持ち方ひとつなのだと知らされます。
「苦しいという言葉だけはどんなことがあっても
言わないでおこうじゃないか」
窮地を切り抜け、歴史に名を刻んだ高杉晋作の言葉に私も学びたいと思います。
◆ ひとりごと ◆
親鸞聖人のおられた平安時代末期から鎌倉時代にかけて、
災害や飢饉が頻発し、多くの人が亡くなりました。
1177年、当時の都であった京都の3分の1が焼失する大火災が発生。
(※聖人4歳ごろ)
4年後の1181年から2年にわたって大飢饉が起き、多くの死者が出ています。
干ばつ、台風、洪水が続き、疫病が流行り、
京都での死者は4万2千人余りという記録もあるそうです。
さらに1185年、壇ノ浦で平家が滅亡した年に、
京都をマグニチュード7クラスの大地震が襲いました。
(※聖人12歳ごろ)
家屋が倒壊し、多数の死者を出し、この地震について、
『方丈記』には次のように記されていました。
「とてつもない大地震が起こったことがあった。
その様子は、想像を絶するものであった。
山は崩れ、土砂が河を埋め、海から津波が押し寄せ、陸地を覆った。
大地は裂け、水が噴き出し、大きな岩が割れて谷底に転げ落ちた。
波打ち際を漕ぐ船は大波に翻弄され、
道行く馬は足の踏み場に戸惑っている。
都のあたりでは、至るところ、寺のお堂や塔も、
何一つとして無事でないものはなかった。
あるものは崩れ、あるものは倒れ、
塵や灰がもうもうと煙のように立ちのぼっている。
大地が揺れ、家屋が倒壊する音は、
まさに雷鳴とどろく轟音そのものであった。
家の中に居れば、たちまち倒壊する家に押しつぶされ、
外に飛び出せば、大地が裂けている」
1230年には、天候不順による大凶作が全国を襲い、
鎌倉時代を通じて最大規模の大飢饉に発展しています。
(※聖人57歳ごろ)
飢饉の状態は、1239年ごろまで約9年間続いたと言われ、
「天下の人種 三分を一失す」といわれたほどでした。
時代は移り、蓮如上人の活躍された室町時代も、
大変な災害、飢饉に見舞われています。
1449年に山城(京都南部)・大和(奈良)で大きな地震があり、
死者が多数出て、大きな橋も地震によって落ちたとの記録があります。
余震が2~3ヶ月ほど続いたそうです。
(蓮如上人34歳ごろ)
また、京都では1459年、台風が直撃し、
賀茂川が氾濫して多数の家屋が流出し、
数え切れないほどの死者が出たほか、
飢饉がより深刻化した2年後の1461年には、
大量の流民が市中に流れ込み更に事態は悪化しました。
飢餓と疫病によって、その年、わずか2ヶ月の間に
京都で8万2千人の死者が出たと言われています。
(蓮如上人45歳ごろ)
その後、応仁の戦乱期へと突入していきます。
政治も不安定で、災害が頻発し、万単位の死者が出る中、悩み苦しむ人々に、
親鸞聖人は、蓮如上人はひたすら仏教を伝えていかれました。
仏教を伝える立場にある者が、
いついかなる場合も忘れてはならないことを、
親鸞聖人、蓮如上人は行動で示され、
教えてくださっているのだと受け止めずにいられません。
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11日の午後2時46分に発生した大地震は、
富山でも震度3の揺れを感じ、机に向かっていたので、すぐにわかりました。
これまで経験のない長い揺れに、
「どこかで大きな地震が起きたのでは?」
と思い、テレビを見て、東北地方での大地震が原因と知りました。
今も予断を許さない状況が続いています。
困難な事態にぶつかり、窮地に陥ったとき、
どんな心構えを持てば、乗り越えられるのでしょうか。
幕末に活躍した高杉晋作の言葉に勇気付けられます。
高杉晋作は、「長州の天才児」「雲に乗った孫悟空」といわれるほど、
何度も、絶体絶命のピンチを切り抜けました。
その秘訣を尋ねると、こう答えています。
「困った、ということを金輪際いわない」
どんなことでも、熟慮してから行動し、後で困らないようにしておく。
それでも窮地に陥ったならば、後ろ向きな発言を絶対にしない。
「必ず乗り越えてみせる」
と、前向きな気持ちを持ち続ければ、意外な方向に活路が見えてくるからです。
「窮すれば転ず 転ずれば通ず」です。
人間は「困った」と言った途端に、知恵が出なくなります。
「そうなれば窮地が死地になる。活路が見出されなくなる」
「死地におちいればそれでおしまいだ。だからおれは困ったの一言は吐かない」
高杉晋作は、マイナス発言や
苦しみの責任を他人のせいにする愚痴の恐ろしさを見抜いていたのでしょう。
「窮地」と「死地」には、天と地ほどの差があります。
その分かれ目は、心の持ち方ひとつなのだと知らされます。
「苦しいという言葉だけはどんなことがあっても
言わないでおこうじゃないか」
窮地を切り抜け、歴史に名を刻んだ高杉晋作の言葉に私も学びたいと思います。
◆ ひとりごと ◆
親鸞聖人のおられた平安時代末期から鎌倉時代にかけて、
災害や飢饉が頻発し、多くの人が亡くなりました。
1177年、当時の都であった京都の3分の1が焼失する大火災が発生。
(※聖人4歳ごろ)
4年後の1181年から2年にわたって大飢饉が起き、多くの死者が出ています。
干ばつ、台風、洪水が続き、疫病が流行り、
京都での死者は4万2千人余りという記録もあるそうです。
さらに1185年、壇ノ浦で平家が滅亡した年に、
京都をマグニチュード7クラスの大地震が襲いました。
(※聖人12歳ごろ)
家屋が倒壊し、多数の死者を出し、この地震について、
『方丈記』には次のように記されていました。
「とてつもない大地震が起こったことがあった。
その様子は、想像を絶するものであった。
山は崩れ、土砂が河を埋め、海から津波が押し寄せ、陸地を覆った。
大地は裂け、水が噴き出し、大きな岩が割れて谷底に転げ落ちた。
波打ち際を漕ぐ船は大波に翻弄され、
道行く馬は足の踏み場に戸惑っている。
都のあたりでは、至るところ、寺のお堂や塔も、
何一つとして無事でないものはなかった。
あるものは崩れ、あるものは倒れ、
塵や灰がもうもうと煙のように立ちのぼっている。
大地が揺れ、家屋が倒壊する音は、
まさに雷鳴とどろく轟音そのものであった。
家の中に居れば、たちまち倒壊する家に押しつぶされ、
外に飛び出せば、大地が裂けている」
1230年には、天候不順による大凶作が全国を襲い、
鎌倉時代を通じて最大規模の大飢饉に発展しています。
(※聖人57歳ごろ)
飢饉の状態は、1239年ごろまで約9年間続いたと言われ、
「天下の人種 三分を一失す」といわれたほどでした。
時代は移り、蓮如上人の活躍された室町時代も、
大変な災害、飢饉に見舞われています。
1449年に山城(京都南部)・大和(奈良)で大きな地震があり、
死者が多数出て、大きな橋も地震によって落ちたとの記録があります。
余震が2~3ヶ月ほど続いたそうです。
(蓮如上人34歳ごろ)
また、京都では1459年、台風が直撃し、
賀茂川が氾濫して多数の家屋が流出し、
数え切れないほどの死者が出たほか、
飢饉がより深刻化した2年後の1461年には、
大量の流民が市中に流れ込み更に事態は悪化しました。
飢餓と疫病によって、その年、わずか2ヶ月の間に
京都で8万2千人の死者が出たと言われています。
(蓮如上人45歳ごろ)
その後、応仁の戦乱期へと突入していきます。
政治も不安定で、災害が頻発し、万単位の死者が出る中、悩み苦しむ人々に、
親鸞聖人は、蓮如上人はひたすら仏教を伝えていかれました。
仏教を伝える立場にある者が、
いついかなる場合も忘れてはならないことを、
親鸞聖人、蓮如上人は行動で示され、
教えてくださっているのだと受け止めずにいられません。

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