こんばんは。

本日は、深刻なテーマでお話したいと思います。


「春が過ぎ去ってから夏になり、

 夏が終わってから秋が来るのではない。

 春は春のままで、その中から夏の気配が誘われて出てくる。

 夏のうちからすでに秋の気配が入り込んでいるし、

 秋の冷たさは、そのまま冬の寒さとなっていく。


 これと同じように『生』と『死』はまったく別のものではない。

 現在、生きている中に、死の気配が忍び寄っているのだ。

 自然界の四季には、春・夏・秋・冬という

 一定の順序があるが、死は順序を待たない。

 しかも、死は必ずしも前から来るとは限らない。

 いつの間にか、後ろに迫っているのだ。

 人は皆、一度は死ななければならないことは知っているが、

 それほど差し迫っているとは思えない。

 ところが、死は、ある日、突然、やってくるのだ」


有名な吉田兼好の徒然草の一節を現代語訳したものです。


2ヶ月ほど前に、マイミクになった方が、

先日、癌のために亡くなりました。

40代後半の方で、入院してから1週間だったそうです。


また、3日の夜、以前、岐阜でお世話になり、

家に泊めて頂いたご夫婦の奥さんが、

急に亡くなりました。

79歳でした。

明日、明後日は、こちら富山で行われる

報恩講という大きな行事にも来られる予定でした。


“諸行無常”という言葉が仏教にありますが、

すべてのものは続かない、という意味の言葉です。

中でも、命ほど無常なものはないでしょう。


私たちは、自覚の有無にかかわらず、

絶えず変化しています。

昨日の自分と今日の自分は、

鏡で見ても、何の変化もないように思いますが、

禅僧・一休が、

「世の中の 娘が嫁と 花咲いて

 嬶(かかあ)としぼんで 婆と散りゆく」

と歌っているように、女性であれば、

娘から嫁、嫁から嬶、嬶からお婆さんへと、

どんどん変化していっています。

男性も呼び名が異なるだけで、

すべて同じコースをたどります。

何十億の人がいても、例外はありません。


しかも、世の中は老少不定(ろうしょうふじょう)で、

死んでいくのは老いた人が先で、若い人が後、

ということは、まったく定まっていません。


冒頭の吉田兼好の言葉にもあります。


「死は順序を待たない。

 しかも、死は必ずしも前から来るとは限らない。

 いつの間にか、後ろに迫っているのだ」


この現実が、100%自分の身にふりかかるのですが、

なかなかそうは思えません。


「そんなこと考えても、暗くなるだけだよ」


という声も聞こえてきそうです。


しかし、考えないで済む問題でしょうか?


やってくるかどうかもわからない

老後のこと、火災のこと、交通事故のことまで

心配しているのです。

ましていわんや、100%確実な未来のことを

どうして放置できるでしょう。


必ずやってくる死ですが、

私たちが死ぬまでに果たしておかなければならない

人生の大事とはいったい何なのか?


何をすれば後悔しないのか?


最も優先して取り組まねばならない課題のはずです。


また、その問題に向き合ってこそ、本当の意味で、

明るい人生が開かれるのです。


お釈迦様、親鸞聖人が最も強く

訴えていることなので、

そのような問題であることを

明記しておきたいと思います。


━ ぴょんたの ◆◆
◆◆ ひとりごと ━


明日、明後日は、親鸞聖人報恩講という

浄土真宗では、1年で最も重要な行事が行われます。

報恩講(ほうおんこう)は、地域によっては、

「ほんこさん」とか「おとりこし」とか言われている

行事のことで、浄土真宗が盛んな地域では有名でしょう。


報恩講の意味は、

親鸞聖人の“ご恩”に“報いる”集まり(“講”)ということです。


どんなご恩を受けているのか、

親鸞聖人の教えを聞かせていただいて、

それをハッキリと知り、

そのご恩に報いるご縁です。


富山県射水市の親鸞会館では、毎月1回、

法話が開かれており、全国各地から多くの方が参詣されます。


特に、この報恩講は、最大の行事ですから、

海外からもたくさんの方が来られます。


今日、いきつけのお惣菜屋さんに足を運んだら、

早速、アメリカから来られた方とバッタリ会いました。


昨日は、報恩講の準備で、そこでもブラジルからはるばる

来られた方が大勢いて、ポルトガル語が飛び交っていました。


法話は、英語、中国語、ポルトガル語、韓国語に

同時通訳されます。


二千畳の講堂に、国境を越えて集まった人たちが、

一堂に会して、親鸞聖人の教えを聞かせて頂きます。


どうして、仏教に関心を持ち、観光というわけではなく、

日本にまで来て仏教の話を聞こうと思ったのか、

疑問に思われる方も多いと思います。


その疑問は、私たちにとって本当は身近であるはずの

仏教に教えられている内容を知れば、

ハッキリと解消されるでしょう。


ご関心のある方には、ぜひ聞いていただきたいです☆

(*^-^)



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