今日は、無財の七施の4番目、
「身施」(しんせ)について。
これは、肉体を使って人のため、社会のために働くことです。
いわゆる無料奉仕することです。
仕事やアルバイトで、肉体を使って働くのは給料をもらうわけですから、
身施とは言えません。
これは、日常生活で、いろいろなチャンスがありますね。
法話会場では、ご年配の方もたくさん参詣されています。
重たそうに荷物を持ちながら、
手すりにすがって階段を上っておられるおばあさんもよく見かけます。
そんなときは、ひと言、声をかけましょう。
「お荷物、お持ちしますよ」
すると、
「いやいや、いいよ、いいよ」
と、たいてい一度は断られます。
そのとき、
「あ、そうですか。では……」
と立ち去ってしまうのでは、まことに残念。
一度遠慮するのが日本人の会話の定石。
なので、もうひと言、言いましょう。
「私も上の階に上がるので、
遠慮されなくていいんですよ」
そう言って、そっと自分の手をおばあさんの手に添えてみましょう。
すると、「ありがとう」と荷物を任せてくださいます。
あとは、おばあさんのペースに合わせて、
一段、一段、一緒にのぼっていきます。
法話会場ならば、
「今日は、どちらから来られたんですか?」
など話しかけながら階段を上がると、なお良いですね。
「荷物を持ってもらって申し訳ないなぁ」
と気を遣われる方が多いので、普通に会話を楽しむ感じで、
話をすると打ち解けます。
「広島からです」
「え?広島から?遠いところから来られましたね!
実は、私も広島に住んでいたことがあるんです」
「あら、そうなの?広島のどちら?」
というように、会話がはずむんです。
そんなおしゃべりをしているうちに、気がついたら、ほら、もう上の階へ。
間違っても
「この荷物、重たいですね。何が入ってるんですか?」
というような会話は禁物です。
よく知った間柄でも、自分は手ぶらで、
相手は両手に荷物を持っているようなときは、
「荷物、一つ持つよ」
と声をかけるのが良いように思います。
遠慮されたとしても(遠慮されるのは、当然と見計らって)、もう一度、
「ま、いいから、いいから」
と手をそっと差し出すようにする。
(もちろん、それが貴重品や、大事な物である場合、
無理に持つ必要はありませんよ)
このような身施の真似事でもさせていただく御縁は、
周囲にたくさんあると思うんです。
その時の心がけも、お釈迦さまが教えて下さっていることを、
よく心に留めておきましょう。
「俺がこれだけやったんだから……」
「あの人に、これだけのことをしたのだから……」
せっかく良いことをしても、そのような心では、
期待以上の見返りがこないと罪を造ることになります。
他人に親切したとき、
私が、誰々に、何々を、
この3つを忘れるようにしよう。
三輪空(さんりんくう)の話
を以前、紹介しましたね。
自分が一番、苦労を求める。
自分が一番、動くようにする。
種を蒔いた人が、一番、幸せな人です。
そのように、私も努めたいと思います。
■┓徒然なる ●┓
┗● ひとり言┗■
今日の夕食は、よく行っている施設内の
レストラン法輪というところで、
あさりのスパゲティを食べました(あさりがた~っぷり!!)。
テイストグッド!
非常に良かったです!
前回行った時に食べそびれたソフトクリーム(小)も、今回はお願いしてみました。
抹茶&バニラのソフトクリームです。
うん!テイストグッド!
レストラン法輪をご存知の皆さん、ぜひぜひ、ご利用くださいませ♪
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