今日は、午後から大阪で文化講座です。

5月の岡山北ふれあいセンターでの講座は、8日(木)13:30~15:30の1回です。


やはり大阪と同じく、会場がいっぱいで、都合のいい日が取れませんでした。

毎年そうですが、5月は、イベントが多いですね。

では、今回はこんな話題を。

・・・・・・・・・・

『世界がもし100人の村だったら』という本は、


2001年に発刊された絵本です。

もともとは、ある環境学者のエッセイだったものが、Eメールとして


インターネットに投げ込まれ、様々な人の手によって加筆されながら、


転送に転送が重ねられ、多くの人に知れ渡るようになっていったものだそうです。

「世界には63億人の人がいますが、もしもそれを100人の村に


縮めるとどうなるでしょう。」


というアイディアで書かれているものです。

話は、次の質問から始まります。

・・・

「今朝、目が覚めたとき


 あなたは今日という日にわくわくしましたか?


 今夜、眠るとき


 あなたは今日という日にとっくりと満足できそうですか?


 今いるところが、こよなく大切だと思いますか?

 すぐに「はい、もちろん」と言えなかったあなたに、このメールを贈ります。


 これを読んだら、まわりがすこし違って見えるかもしれません。」

・・・

そして、統計が以下のように続きます。

・・・

「100人のうち、


 52人が女性です。


 48人が男性です。

 30人が子どもで、


 70人が大人です。


 そのうち7人がお年寄りです。」

・・・

前半はこのような世界の統計なのですが、後半は、もっと深刻な内容に


踏み込んでいます。

・・・

「また、こんなふうにも、考えてみてください


 村に住む人びとの100人のうち、


 20人は栄養がじゅうぶんではなく


 1人は死にそうなほどです。


 でも15人は太り過ぎです。

 75人は食べ物の蓄えがあり 雨露をしのぐところがあります。


 でも、あとの25人はそうではありません。


 17人は、きれいで安全な水を飲めません。


 銀行に預金があり 財布にお金があり、


 家のどこかに小銭が転がっている人は、


 いちばん豊かな8人のうちの1人です。

 村人のうち、


 1人が大学の教育を受け、


 2人がコンピューターをもっています。


 けれど、14人は文字が読めません

 もしもあなたがいやがらせや逮捕や拷問や死を恐れずに、


 信仰や信条、良心に従ってなにかをし、ものが言えるなら、


 そうではない48人より恵まれています

 もしもあなたが空爆や襲撃や地雷による殺戮や武装集団のレイプや拉致に


 おびえていなければ、そうではない20人より恵まれています」

・・・

これを知ると、自分がいかに恵まれた環境に生きているか、


ということに気付きます。


世界のために「何かをしなければならない」という正義感に燃える人も


少なくないでしょう。


それは、簡単には真似できない、素晴らしい行為に違いありません。

しかし、何か釈然としないものが残るのは、なぜでしょう?


この本の最初に問われたことを今一度、振り返ってみましょう。

・・・

「今朝、目が覚めたとき、あなたは今日という日にわくわくしましたか?


 今夜、眠るとき、


 あなたは今日という日にとっくりと満足できそうですか?


 今いるところが、こよなく大切だと思いますか?

 すぐに「はい、もちろん」と いえなかったあなたに、このメールを贈ります。


 これを読んだら まわりがすこし違って見えるかもしれません。」

・・・

恵まれた環境で生きる私に、朝起きて、わくわくも満足もない。


それなりに満足、だけどそれなりにつまらない毎日。


こんな毎日の繰り返しに何の意味があるのだろう、と虚しさを感じる日常…。

村人100人が100人とも、今の私と同じ、恵まれた環境に身を置くことができたら、


そこにはわくわくの毎日、とっくりと満足できる日々があると断言できるでしょうか?

認めざるを得ないのは、これだけ恵まれても、なお


「生きる喜びを実感できない心」があることです。

何が幸せなのか?


私たちが追い求めてきたものは、本当に人間を幸福にするものなのか?


立ち止まって考えてみる時に、人類は来ているのではないでしょうか?


○~思い出日記~○

思い出というほどのものではなく、つい最近、あったことです。

今年の大学1年生に、

「何のために大学に入ったのかな?」と質問。

「大学院に行くためです」と学生。

「大学院に行きたいのはどうして?」と聞くと、

「そのほうが将来、お金が儲かるからです」

「どうしてお金が欲しいの?」

「ラク出来るから」と即答。

多くの人の心の代弁ではないか、と感じました。

「ラクできる」=「幸せ」という方程式に疑問を持つ人は少ないかもしれません。

しかし、この方程式には何の根拠もないどころか、


この考え方が不幸を招いているとも言えるでしょう。

私たち日本人は、自分の価値観を見つめなおす必要に迫られている


時ではないでしょうか?


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