今日の鳥取は、ちょっと風が強いですが、すごくいい天気です☆
テレビを見ていたら、肩書きアイドルなるものが紹介されていました。
「大家族貧乏アイドル」上原美優
http://ameblo.jp/uehara-miyuu/
「ねんドル(粘土アイドル)」岡田ひとみ
http://www.radical-planet.com/hitomi/
「歴ドル(歴史アイドル)」美甘子(みかこ)
http://ameblo.jp/mikako426/
何か芸があって入った芸能界。
いまや、さらに一芸を身に付けないとなかなかやっていけない事情があるのかなぁ、と思ったりしました。
さて、最近、あることで思い出した話がありました。
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ある時、徳川家光が庭に舞い下りた一羽の鳩を捕らえさせ、側近の山本平九郎に預けた。
平九郎が籠をさげて帰宅途中、石につまずいて転んだ拍子に、籠の蓋が開いて鳩は天空高く飛び去ってしまった。
翌日、昨日の鳩がまたもや庭へやってきたので、家光は再び捕らえて籠にいれ山本平九郎を呼んで、さりげなく尋ねた。
「昨日、そちに預けた鳩は元気かな」
とっさに平九郎おどろいたが、わざと平静を装い、
「はい、自宅でつつがなく飛び回っております」
と低頭した。
「このとおり、元気に飛び回っているというのか」
家光は、鳩の籠を平九郎の眼前に突きつける。
山本平九郎みるみるうちに顔面蒼白、絶句して恐懼した。
居合わせた堀田正盛と、朽木伊予守は、
「上様をたばかる不埒者。ご存分に仰せつけられるが、然るべしと存じます」
と半ば平九郎を責め、半ば家光を扇動する。
今にも手が刀の柄にかかるかと思いきや、一思案した家光は、
「おまえたちに、言い聞かせたきことがある。
総じて人間のウソには、真のウソと偽りのウソがある。
何事か深く企んでいうのは真のウソで質が悪い。
とっさの苦しまぎれか、心ならずも、その場を繕うて言うのが偽りのウソである。
平九郎の今申したウソは、やがてはばれるウソなれど、昨日預かった鳩をたちまち逃がしたとは言えないので、
知らず知らず口から飛び出したもので、これをもって、我らを欺(あざむ)き通そうなどとは夢にも思わなかったであろう。
ウソをよしとは決していわぬが、質(たち)の悪いウソとそうでないウソとを聞き分けねばならぬ。
平九郎そうであるな。
今のはつい浮かびでたウソだろう」。
山本平九郎は、主君の温情に「わぁんわぁん」と泣いた。
名君と謳われた家光の一面であろう。
明らかにウソと分かっていても、質の悪いウソか、あまり問題にしなくてもよいものかを聞き分けて、将来を見据えた子供の教育が必要であろう。
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「ウソ」は、仏教で「妄語」と教えられ、十悪(私たちの犯すいろいろの罪悪をまとめたもの)の一つに数えられます。
教育でも「ウソをついてはいけませんよ」と教えられます。
しかし、現実を見てみると、世の中ウソだらけ。
政治家たちのウソの付き合い茶番劇に、辟易(へきえき)してる人もあるでしょう。
耐震偽装、産地偽装、食肉偽装、偽装表示、架空請求、オレオレ詐欺……。
これみ~んなウソばっかり。
蒔いた種は必ず生えます。誰が裁かずとも、その結果は本人が必ず受けるのです。
仏教を説かれたお釈迦さまは、
「善因善果
悪因悪果
自因自果」
を教えられ、「蒔かぬ種は生えぬ。蒔いた種は必ず生える」ことを教えておられます。
テレビで報道されているものは、まさに質の悪いウソであり、相手を騙すことを目的としてつかれたウソでしょう。
しかし、私たちは、ウソをつかずしては生きてゆけない業を持っています。
「これ、バカラのグラスじゃない?すご~い。ねぇねぇ、見て」
と言われて、「え?バカ・ら?」と思いつつ、とても聞けないときに、
「わぁ、本当にすごいわねぇ」
と知ったふりをしたり、
「ちょっとぉ、お皿の肉まん食べたの誰~?? 一つ足りないわよ」
と聞かれて、「しまった!! 数を把握されてた…」と思いながらも、
「いや、知らないなぁ……」
と知らんぷりしたり…。
何かそこで、相手を騙そう、とか、欺こう、とか、そんな思いはもちろんないのだけれど、ついつい出来心で、ウソをついてしまう。
そんなウソ、後でバレちゃうに決まってるのに、その場を取り繕うために、ついてしまうウソ、あります。
でも、自分が朝から晩までウソのつき通しで生きてることを知らされれば、とても他人を責めることは出来ません。
自分の蒔いた種を振り返り、反省させられる有難いご縁でした。
■┓徒然なる ●┓
┗● ひとり言┗■
悲しいニュース。
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タレントの清水由貴子さん(49)がお父さんのお墓の前で自殺した、という報道。
清水さんは1976年に日本テレビ系の「スター誕生!」で、あのピンクレディをおさえてグランドチャンピオンとなり、77年に「お元気ですか」で歌手デビュー。
同期の高田みづえさん、榊原郁恵さんとは「フレッシュ三人娘」と呼ばれて、人気を博していました。
06年3月、
「母の看病に疲れ、いい仕事ができない」
として事務所を辞めていたそうです。
(読売オンラインより)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090421-OYT1T00887.htm
「銀座の雨の物語」でデュエットした小西博之さんは、こんな思い出話を。
http://www.youtube.com/v/oDHspYu_XDQ&hl=ja&rel=0
同曲のイベントで1度だけ飛行機に間に合わず、3時間遅れて現場に到着したことがありました。
「怒られると思ったら、ニコーって笑っていて。『なんで?』って聞いたら、『3時間もワンマンショーができました』って…」。
そんな優しい清水さんに小西さんは怒られることもしばしば。
当時イベント前にサインを2000枚ほど用意するのが常だったが、
「忙しくてサボっていたことがあって、その度ユッコちゃんに『すべてはお客さんのためでしょ!』って、母親のように怒られました」。
人のために生き、夢や勇気を与えてきた清水さん。
そんな彼女だからこそ
「自殺で死ぬなんて、僕は一生かかってもユッコちゃんを許さない」
と小西さんは取材で語気を強め、語っていたそうです。
2004年に腎臓がんを患い、講演などで命の大切さを訴えている小西さんは、
「何か方法があったはず。お母さんの介護を頑張って、多くの人の支えになってきた。
だからこそユッコちゃんは死んだらアカンって…」
と、再び声を詰まらせた。
(サンケイスポーツより)
http://www.sanspo.com/geino/news/090422/gnj0904220506018-n1.htm
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人命は地球より重い、と言われるのは決して形容詞ではないことを、仏教を学んで知らされました。
命の意味、生きることの素晴らしさ、生命の大歓喜のあることを、もっと伝えねばならない、と強く強く思わずにおれません。
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