ひまわり日記・親鸞会の講師の一人はこんな人-岡山大学のサクラ.jpg


私が、今、こうして仏教の講師として、市民会館やコミュニティセンター、また招待を受けたご家庭で話をさせて頂いているのも、母校の大阪大学で、親鸞聖人の教えを学ぶ機会を得たからです。

工学部でしたから、大学の教育で学んだわけではなく、学生サークルの勧誘を受けて、先輩たちから、多くのことを学びました。


大学に入学したのは平成7年

1月阪神大震災が起きた頃、私は福岡の河合塾から、テレビでその様子を見ていました。


まさにこれから受験しようと思っているところが震災に見舞われ、不安いっぱいでした。

3月には、オウム真理教による地下鉄サリン事件で、世間は騒然となりました。

「宗教とはこわいものだ」

と率直に感じました。

その年の4月に刺殺されたオウム真理教の教団幹部の村井秀夫は、大阪大学理学部物理学科出身で、阪大の学生の中にも、オウム真理教の関係者がいるだろう、と学生の間ではもっぱら噂になっていました。


平成7年、その頃の阪大は、キャンパス内での宗教活動は、比較的自由に行われていたように思います。

キャンパス内や道端で声をかけられたり、時には下宿に来た宗教勧誘もありました。

俗に“カルト宗教”と言われている集まりから勧誘を受けたこともあります。



中には、テニスやボランティアのサークルに“偽装”して勧誘をするところもあるので、表面的にはまったくわからないサークルもありました。

オウム事件の直後で、世間では宗教に警戒する意識が高まっていたのでしょうが、その頃の私は、声をかけられては話を聞いて、相手にしていました(笑)

文化系、体育会系と、多くのサークルが勧誘する中で、私は縁あって仏教を学ぶサークルに声をかけられ、親鸞聖人の教えについて学ぶようになったわけです。


「どうしてまた、仏教を学ぶサークルに?」

とよく聞かれます。

一つは、予備校時代に自分の生きる意味について深く悩んだことが挙げられます。



“生きる目的がテーマ”と聞いたので、「それなら聞いてみよう」と思いました。

もう一つ理由をあげるとすれば、“浄土真宗”だったから。


宗教に関心があったというより、その内容の方が気になったわけですが、それでも、わけのわからない宗教であれば、拒絶していたでしょうね。

母方の実家も浄土真宗でしたから。


大学時代、仏教にふれたことで、本当に多くのことに関心を持つようになりました。

宗教のことはもちろん、思想哲学科学医学文学音楽心理学人間関係マナー言葉遣いについて、本を読んだり、調べたり、話を聞いたり、といろいろの経験や知識を得られた学生時代は、振り返って本当に充実したものであったと思います。

そして何より、



生きる意味に真正面から向き合い、とことん議論し、



親鸞聖人の教えを通じ、“生きる意味はこれだ!”とハッキリしたことが、



何ものにも代えられない学生時代の宝となりました。



そして、その宝は、今も自分の心に輝き続けています。


仏教の講師になってから、毎年のように、大学生たちと話をする機会があるのですが、変化する学生たちの傾向に、いろいろと不安を感じています。

その理由の一つとして感じるのが“価値観の迷走”

私が学生の頃から、おそらくそうだったのだと思いますが、最近は顕著だと思います。

いい高校、いい大学、いい会社に入れば、いい人生が送れる、という固定的な価値観は崩壊し、何を信じていいかわからない、いつどうなるかわからない、という不安で覆われているのが今の社会です。


今年、通信教育最大手のベネッセコーポレーションの調査で、

「努力しても報われない」

と考えている大学生57.2%もいる現状が浮き彫りになりました。

同調査で、





「仕事を通して社会に貢献することは大切」



と考えている学生が84.4%と大半を占めるにもかかわらず、



「何ごとにも積極的」



という学生は38.8%しかおらず、努力することへの肯定感の低さが目立つ結果となりました。


「幸せって何だろう?」

「何のために生きるんだろう?」


モヤモヤした気持ちの根底にあるのは、この疑問です。

このことについて、専門に教えられているのが仏教という教えなのですが、そう認識している人は少ないでしょう。


学生時代、共に親鸞聖人の教えを学んだ友人は、現在、医師、弁護士、建築士、教師などの専門職、また企業に勤めるビジネスパーソンとして社会の第一線でがんばっています。

生きる目的がハッキリすれば、勉強も仕事も健康管理もこのためだ、とすべての行為が意味を持ち、心から充実した人生になるでしょう。

病気がつらくても、人間関係に落ち込んでも、競争に敗れても、

「大目的を果たすため、乗り越えなければ!」

と〝生きる力〟が湧いてくるのです。

ぜひ多くの大学生に、親鸞聖人の教えを学んでもらいたいな、と願わずにおれません。


■┓徒然なる ●┓
┗● ひとり言┗■


の画像、皆さんから続々と届いています☆

ありがとうございます!!


冒頭の写真は、岡山大学の学生さんから♪



↓これは大阪の方から頂いたサクラの画像です。


ひまわり日記・親鸞会の講師の一人はこんな人-大阪のサクラ




↓これは、私が住んでるところの敷地に咲いてるサクラ。まだ七~八部咲きかな?



ひまわり日記・親鸞会の講師の一人はこんな人-高岡のサクラ



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 ぴょんたの
  ひまわり日記
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[発行人]
森安秀邦(ぴょんた)

[Profile]
昭和50年4月13日、ロンドンで生まれ、5歳で日本へ。
英語はすでに忘れ、日本語で精一杯(笑)

小学生のときは、サッカーに没頭。
中学時代は、香港で過ごし、
高校時代は、陸上部(種目は400mH)でした。
スポーツも好きですが、美術も好きです。
大学は大阪大学工学部で環境工学を専攻してました。

ベイクドチーズケーキと肉ジャガが大好物。
コーヒーと紅茶も大好きです。

職業は、仏教(浄土真宗)の講師。
大学時代にサークルを通じて学んだのがきっかけで
本格的にその道に進もうと思いました。
浄土真宗親鸞会の講師として、いろいろなスタイルで情報発信してます。

現在、2009年アカデミー賞受賞でわいた「おくりびと」の監督の出身地、
富山県高岡市に住んでます。


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