こんばんは☆
富山は、先ほどから雨が降り始めました。
仏教で教えられる善の一つに「布施(ふせ)」と言われるものがあります。
布施にも、法施(仏教を伝えること)と財施(お金や物、労働力を施すこと)とがありますが、
その財施について教えられたエピソードがあるので、紹介しましょう。
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百万円の寄付と、一万円の寄付では、どちらが尊いか。
大切なのは「心」であって、金額の大小ではないことを、昔から、「長者の万灯より貧者の一灯」といわれている。
約二千六百年前、インドに難陀(なんだ)という貧しい女性がいた。
毎日、乞食をしながら命をつないでいたが、町の人々が、釈迦に灯を寄進するのを見て、我が身を嘆いた。
「お金のある人は、仏さまに布施して仏縁を深めているのに、なぜ、私にはできないのだろう。こんなみじめなことはない」
しかし、難陀は、なんとか自分も灯を寄進させていただきたいと念じて、乞食していると、一人の慈悲深い人から、わずかなお金を恵まれたのであった。
彼女は、さっそく油屋へ走った。
「私にも、油を分けてください」
「たったそれだけの金じゃ売ってやれないよ。何にするんだい」
「ほんの少しでもかまいません。お釈迦さまに、灯を布施したいのです……」
尊い心に感激した主人は、油を多めに分けてくれたので、難陀は、一つの灯を寄進することができた。
貧しい彼女の一灯は、富者の万灯の中で、明々と燃えていた。
明け方になると、すべての灯が消えてしまったのに、難陀の一灯だけは輝きわたっていた。
仏弟子の目連が消そうとするが、どうしても、消えない。
釈迦は、弟子に言った。
「とてもおまえの力では、あの灯を消すことはできない。海の水を注ごうとも燃え続けるであろう。
なぜならば、海よりも広い尊い心から布施されたものであるからだ」
津波や地震の被災者への義援金を、何千万円と出す行為は、もちろん尊い。
しかし、小遣いが毎月千円の中学生が、欲しい物をガマンして一万円を寄付したとしたら、その心がけは、決して富者に劣るものではない。
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布施は、心が大事。
金額の大小によらない。
すごくやる気の出てきますね。
■┓徒然なる ●┓
┗● ひとり言┗■
この前、フジテレビ系列の「わかるテレビ」を少し見ました。
伝えることを主とする職業柄、難しい内容、説明するとわかりづらい内容を、
図とかVTRを活用して、約3分ほどで説明する、という番組で、
大変興味深かった。
白髪、という内容について、
・白髪は抜くと増える
・色の濃い海藻を食べると髪の毛が黒くなる
・白髪の人は禿げない
・マリーアントワネットは、処刑の前日、髪の毛が真っ白になった
の内容は、み~んな「うそ」ということでした。
ガーン!!
色素幹細胞なるものが髪の毛の色素の原因らしいですが、
その細胞が死んでしまうと、白髪になるようです。
その細胞の寿命と言うのが、30年というのもあれば、
60年というのもあれば、100年というのもある、というようなことで、
その細胞の寿命次第、というご解説でありました。
う~ん、白髪はいいけど、薄くなるのは……。
しかし、これも遺伝的に致し方ないのか??
orz
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ぴょんたの
ひまわり日記
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[発行人]
森安秀邦(ぴょんた)
[Profile]
昭和50年4月13日、ロンドンで生まれ、5歳で日本へ。
英語はすでに忘れ、日本語で精一杯(笑)
小学生のときは、サッカーに没頭。
中学時代は、香港で過ごし、
高校時代は、陸上部(種目は400mH)でした。
スポーツも好きですが、美術系も好きです。
大学は工学部環境工学を専攻してました。
ベイクドチーズケーキと肉ジャガが大好物。
職業は、仏教(浄土真宗)の講師。
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