小さいころ、よく観ていたのが「ひらけ!ポンキッキ」でした。
その番組でいろいろな歌がヒットしましたが、ダントツは「およげ!たいやきくん」。

子供向けの歌ながら、450万枚以上の記録的ヒット。
大人にもうけたんですね。

日常感じる気持ちをうまく代弁してくれたからでしょうか??


毎日、同じことの繰り返し。
そんな人生に、いったい何の意味があるのだろう??

日常を飛び出し、非日常を求めて必死にもがいてみたけれど、
喜びも楽しみも続かず、代わり映えのない日常に逆戻り。

最初は刺激に感じられていたことも、続けばそれが当たり前になって、
刺激に感じられなくなる。

遊びも恋も仕事も勉強も…。

「そんなはずはないさ。これが幸せなんだ」と自分に言い聞かせてみたりするけれど、
感じられない幸せを無理やり思い込もうとしても、むなしいだけ。

たとえ今は幸せに思えても、未来を考えれば、いつどうなるかわからない。

幸せはいったいどこに…。

・・・・・・・・・・
毎日、毎日、僕らは鉄板の
上で焼かれて嫌になっちゃうよ

ある朝、僕は店のおじさんと
ケンカして海に逃げ込んだのさ

初めて泳いだ海の底
とっても気持ちがいいもんだ

おなかのアンコが重いけど
海は広いぜ心がはずむ

桃色サンゴが手を振って
僕の泳ぎを眺めていたよ

毎日、毎日、楽しいことばかり
難破船が僕の住みかさ

時々、サメにいじめられるけど
そんなときゃ、そうさ、逃げるのさ

一日泳げば腹ペコさ
目玉もグルグル回っちゃう

たまにはエビでも食わなけりゃ
潮水ばかりじゃふやけてしまう

岩場の陰から食いつけば
それは小さな釣り針だった

どんなにどんなにもがいても
針が喉から取れないよ

浜辺で見知らぬおじさんが
僕を釣り上げビックリしてた

やっぱり僕はたい焼きさ
少し焦げあるたい焼きさ

おじさん唾を飲み込んで
僕をうまそに食べたのさ

・・・・・・・・・・

しみじみです。


○~思い出日記~○

メーテルリンクの「青い鳥」の話は有名ですね。

以前、読んだことがあって、幸せの象徴が「青い鳥」と思っていました。
しかし、改めて読み直して、この話の結末を私は誤解していたことを知りました。

青い鳥を求めて大冒険をするチルチルとミチルは、なかなか青い鳥を捕まえることが出来ず、最後に自宅に戻ってきます。
すると、そこに青い鳥が!!

「青い鳥は、近くにいたんだね!!」

と喜ぶわけです。

そうか、幸せって、どこか遠いところにあるんじゃなくて、こんなに身近にあったんだ、と気付かされる話と思っていました。

でも、この「青い鳥」の話は、ここでは終わりません。

青い鳥は、最後に逃げてしまうのです。
(うろ覚えで正確でないかもしれませんが…)

努力して大きな幸せを求めたり、やっぱり日常の些細なところに幸せがあると思ってみたり、
だけど、どこにも幸せなんてなかった…。

作者の心が伝わってくるようです。

恵まれた日本で自殺者が毎年3万人を超えていたり、うつ病の人が増加している現実も、
そのことを物語っているように思えてなりません。

「何が本当の幸せか」

真剣に考えてみる必要があるでしょう。


┌──┐
│\/│
└──┘
発行人:Hidekuni Moriyasu(ぴょんた)

▼ みんなの心に花いっぱいを咲かせたい、そんな願いを込めて配信中!!
  よろしければ、お友だちにも紹介してくださいね (^^)/
  配信希望は「ひまわり希望」とメールでお知らせ下さい。
  → h-moriyasu0193@nifty.com

▼ 今日の「ひまわり」は如何でしたか?
  ご意見やご感想など、お待ちしています。ぜひ執筆者まで。
  → h-moriyasu0193@nifty.com

▼ 配信停止は、その旨を以下までお知らせください。
  → h-moriyasu0193@nifty.com

発行部数:85部(目指せ100部!!)