こんばんは☆
昨日から、大阪に来ています。

昨晩の講座では、極楽に蓮の華が咲いているわけ、について話をしました。

さて、玉耶経の続き、今回が最終回です。

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【七婦人】

1.母の如き婦人
2.妹の如き婦人
3.善知識(ぜんちしき)の如き婦人
4.婦(ふ)の如き婦人
5.婢(ひ)の如き婦人
6.怨家(おんげ)の如き婦人
7.奪命(だつみょう)の如き婦人

●5.婢の如き婦人
昔で言えば召使か女中さん、今日で言えばお手伝いさんのように、何事もハイハイと従い、使われているような感じで家事を行なっている女性。
積極的に発言もしないから意見がほとんど家庭に反映しない。

●6.怨家の如き婦人
主人が憎くてならない。
横に寝ている夫を、
「いっそ殺してやろうか。こんな男と一緒に生活しているから、苦しまねばならないのだ」
と、まるで仇と同居しているような状態の婦人。

経典の中にお釈迦さまは
「夫婦は過去世の仇同士」という意味のことを仰言っている。

今生で夫婦になるのは余程、過去世の因縁が深いことには間違いない。
では、どんな因縁か?
過去世にケンカばかりしていた仇同士が、この世で夫婦となって再びケンカを続けるのだという。

そうなると恋愛とは、多くの異性の中から、自分の過去世の仇を探し出す作業であり、
結婚式とは、リターンマッチの開戦ゴングということになる。

惚れたとか、好きになったということは、実は仇に巡り会えた喜び、ということか??

とにかく、
「このオヤジめ、酒ばかり飲んで、何も仕事せず、保険金残して死んでくれたらよい」
と、夫を恨み、死を願うような婦人。

●7.奪命の如き婦人
ついには主人を殺してしまう奥さん。

夫がいるにもかかわらず、他に男をつくり、共謀して邪魔な夫を殺害してしまうというような事がよくある。
または睡眠薬を飲ませて眠らせ、首を絞めて殺し、バラバラにして床下に埋めてしまう。
夫の死を願い実行する妻。
とんでもない悪妻。

お釈迦さまは詳しく七婦人について説き続けられた。

玉耶は聞いているうちに、6番目の怨家の如し、7番目の奪命の如し、のところでは、あたかも自分のことを言われているように感じた。

お釈迦さまはやがて、
「玉耶よ、そなたは、この七婦人の中のどれに入ると思うかな」
と問われる。

「はい、怨家の如し、奪命の如し、をこね合わせたようなものが私です」

「それはいい妻だと思うか」

「いえ、恐ろしい女でございます。
 私のような恐ろしい女はございません。
 こんな悪女が、どうしたら助かるのでしょうか。どうか教えて下さい」

そういいつつ、お釈迦さまの前に五体を投げ出した玉耶に、諄々と妻の道、女の道が説き明かされた。

いわゆる玉耶経である。
その教えに従った玉耶は、別人のように努力向上し、やがて、女の鑑(かがみ)とまで尊敬されるようになったのである。

玉耶が仏教の正しい信仰に目覚めたのは、自分ほどの悪女はいないと知らされた時であった。
自分は美しいのだ、と自惚れていた時は救われず、自分ほど悪人はいないと知らされた時に救われているのである。

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仏教を聞くと、私たちが心の奥の秘密の蔵に隠していたことも、白状せずにおれなくなる。
誰しもが、心中に、
「これだけは死んでも、誰にも打ち明けられない」
と秘密を抱えている。

それを阿弥陀仏の前に
「私はこのような悪人でございます」
と投げ出さずにおれなくなるのです。


○~思い出日記~○

昨日、広島から大阪に向かっていたら、腕がヒリヒリ。
よく見ると、腕が赤くなってました。

どうやら、陽に焼けたために、赤くなったようなのですが、
日本の日差しで赤くなったのは、初めて??

今年は、日差しが強いのか、私の肌が弱くなったのか?

でも、久々に焼けたためか、
「黒くなりましたね」
と、声をかけられます。

もっと焼こうかなぁ~☆
(*^-^)

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発行人:Hidekuni Moriyasu(ぴょんた)

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