おはようございます☆
今日は早朝に、鳥取から広島に移動。
先週の土曜日、五箇山にいったとき、合掌造りの里に咲いていた花を写してきました。
さて、「玉耶経」に説かれる話を続けましょう。
今回は、第2回目ですね。
・・・・・・・・・・
(前号のつづき)
弱り果てた長者は、お釈迦さまに実状を訴え、救いを求めた。
「お釈迦さま、一つ、あの玉耶が、嫁として真人間になるような法話をして頂けませんでしょうか」
「それはさぞかしお困りでしょう。何とか致しましょう」
「お釈迦さま、この度は私の家で法話をお願いできませんでしょうか。
玉耶は到底、私らの言うことを聞き、ここまで来るような女ではありませんので」
「それならば、明日の午後、おうかがいしましょう」
お釈迦さまの快諾に長者は喜んで帰宅し、法話の準備を開始した。
掃除に懸命な使用人たちのあわただしい態度に玉耶が事情を聞けば、
「玉耶に説法を聞かせるために、明日、お釈迦さまが来られる」
とのこと。
「何!!」
ひとこと言ったきり玉耶はむくれて、再び部屋に閉じこもる。そして内鍵。
長者は困った。
せっかくお釈迦さまに来ていただいても、肝心の玉耶がいなければ話にならない。
「玉耶、どうか戸を開けて出ておいで。
何も、お前だけに話を聞かせるためにお釈迦さまを呼んだのではない。
私らも皆、聞くのだから」
いくら長者がたのんでも返事はまったくない。
翌日。
お釈迦さまが500人の弟子と共に長者の屋敷に到着された。
門の前には、長者一家、使用人たちが皆で迎える。
玉耶は静まり返った家の中で、部屋に入ったきりである。
周囲の気配に、「いよいよ釈迦が来た」と感じ、部屋の押し入れの中に隠れる徹底ぶりである。
出迎えた長者たちを一瞥(いちべつ)されたお釈迦さま、
「玉耶はどうしたのかな?」
と尋ねられる。
長者、
「実は、嫁は昨日から部屋に入ったきり、顔も見せません。
せっかく来ていただきましたのに申し訳ありません」
と謝る。
それを聞かれたお釈迦さま、一人、前へ進まれ、玄関前に立たれた。
(つづく)
さてさて、この後どうなるのか??
○~思い出日記~○
夏休みに入ったこともあって、電車の中は子どもたちが多いです。
子どもだけで旅をしているようなグループもあって、いいなぁ、と思います。
でも、私が子どものときと違うのは、事前に乗り換えの電車をネットで調べてあるらしく
プリントアウトしたものを見ながら「次は○○駅だね」と会話している点。
しかも、手には携帯電話。
時刻表を調べてる人は、最近はほとんど見たことがありません。
そういう点から言えば、以前の旅はスリルがありました(笑)
寝過ごしたり、乗り換えで失敗すると、次、どうすればいいか、相当焦ります。
また、携帯で調べればいいや、というわけにはいかないですから、調べなおすのが本気で大変でした(笑)
いやはや、便利になったものです。
(*^-^)
┌──┐
│\/│
└──┘
発行人:Hidekuni Moriyasu(ぴょんた)
▼ みんなの心に花いっぱいを咲かせたい、そんな願いを込めて配信中!!
よろしければ、お友だちにも紹介してくださいね (^^)/
配信希望は「ひまわり希望」とメールでお知らせ下さい。
→ h-moriyasu0193@nifty.com
▼ 今日の「ひまわり」は如何でしたか?
ご意見やご感想など、お待ちしています。ぜひ執筆者まで。
→ h-moriyasu0193@nifty.com
▼ 配信停止は、その旨を以下までお知らせください。
→ h-moriyasu0193@nifty.com
発行部数:84部(目指せ100部!!)
今日は早朝に、鳥取から広島に移動。
先週の土曜日、五箇山にいったとき、合掌造りの里に咲いていた花を写してきました。
さて、「玉耶経」に説かれる話を続けましょう。
今回は、第2回目ですね。
・・・・・・・・・・
(前号のつづき)
弱り果てた長者は、お釈迦さまに実状を訴え、救いを求めた。
「お釈迦さま、一つ、あの玉耶が、嫁として真人間になるような法話をして頂けませんでしょうか」
「それはさぞかしお困りでしょう。何とか致しましょう」
「お釈迦さま、この度は私の家で法話をお願いできませんでしょうか。
玉耶は到底、私らの言うことを聞き、ここまで来るような女ではありませんので」
「それならば、明日の午後、おうかがいしましょう」
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掃除に懸命な使用人たちのあわただしい態度に玉耶が事情を聞けば、
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長者は困った。
せっかくお釈迦さまに来ていただいても、肝心の玉耶がいなければ話にならない。
「玉耶、どうか戸を開けて出ておいで。
何も、お前だけに話を聞かせるためにお釈迦さまを呼んだのではない。
私らも皆、聞くのだから」
いくら長者がたのんでも返事はまったくない。
翌日。
お釈迦さまが500人の弟子と共に長者の屋敷に到着された。
門の前には、長者一家、使用人たちが皆で迎える。
玉耶は静まり返った家の中で、部屋に入ったきりである。
周囲の気配に、「いよいよ釈迦が来た」と感じ、部屋の押し入れの中に隠れる徹底ぶりである。
出迎えた長者たちを一瞥(いちべつ)されたお釈迦さま、
「玉耶はどうしたのかな?」
と尋ねられる。
長者、
「実は、嫁は昨日から部屋に入ったきり、顔も見せません。
せっかく来ていただきましたのに申し訳ありません」
と謝る。
それを聞かれたお釈迦さま、一人、前へ進まれ、玄関前に立たれた。
(つづく)
さてさて、この後どうなるのか??
○~思い出日記~○
夏休みに入ったこともあって、電車の中は子どもたちが多いです。
子どもだけで旅をしているようなグループもあって、いいなぁ、と思います。
でも、私が子どものときと違うのは、事前に乗り換えの電車をネットで調べてあるらしく
プリントアウトしたものを見ながら「次は○○駅だね」と会話している点。
しかも、手には携帯電話。
時刻表を調べてる人は、最近はほとんど見たことがありません。
そういう点から言えば、以前の旅はスリルがありました(笑)
寝過ごしたり、乗り換えで失敗すると、次、どうすればいいか、相当焦ります。
また、携帯で調べればいいや、というわけにはいかないですから、調べなおすのが本気で大変でした(笑)
いやはや、便利になったものです。
(*^-^)
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