昨日から富山に来てます。
仏教に「和顔愛語(わげんあいご)」という言葉があります。
それについて、すてきな心に残る話を一つ紹介しましょう。
・・・・・・・・・・
ジョン・ワナメーカー氏は、デパート王といわれる。
店員募集の広告を見て、一人の青年がやってきた。
自ら面接したワナメーカーの質問に彼は、
「イエス・ノー」
と、適切に即答して少しの誤りもなかった。
体格も立派だし、学力も十分。
同席者は採用を確信して疑わなかった。
ところがどうしてか、不合格になったのだ。
「大層、良い青年のようでしたが、どこかお気に召さないところがありましたか」
側近の不審にワナメーカーは、こう言っている。
「あの青年は私の質問に、『イエス・ノー』と、ぶっきら棒に言うばかりで
『イエス・サー、ノー・サー』(敬称)と、丁寧な物言いをしなかった。
あんな風ではきっと、お客に親切を欠くことがあるに違いない。親切第一がモットーの私の店には、雇うわけにはゆかないのだよ」
たったの一言が、如何に大切か。
「社長が愉快げに“お早う”と挨拶されると、一週間は楽しく働ける」
こう言ってワナメーカー氏の店員達は、嬉々として働き、店は栄えに栄えたという。
なにが社会奉仕といっても、にこやかな笑顔と明るい挨拶ほど、世の中を楽しくするものはない。
彼は街頭をゆく楽隊のように、四方に光明をバラ撒く。
笑顔と挨拶を出し惜しむ者ほどの、ドケチはないといってよかろう。
ちょっと目元の筋肉を動かし、わずか一・二言を話すだけで、人に幸福を与えることができるのに、それすらもケチるからである。
シドニー・スミスは、面白いことを言っている。
「少なくとも一日に一人を喜ばせよ。十年すれば三千六百五十人を喜ばせることになる。
一町村あげて喜ばせる、寄附金をだしたのと同様だ」
まさにお釈迦さまの「和顔愛語(わげんあいご)」の布施行である。
・・・・・・・・・・
あらためて「笑顔」の素晴らしさを知らされます。
人を幸福にするのに、一番簡単で、一番間違いないものかも知れません。
(*^-^)
○~思い出日記~○
夏といえば海!!
以前、仕事で行ったカリフォルニアのビーチを思い出しました。
画像は、西海岸のラグナビーチです。
とってもきれいな海岸でしたよ☆
(*^-^)
┌──┐
│\/│
└──┘
発行人:Hidekuni Moriyasu
▼ みんなの心に花いっぱいを咲かせたい、そんな願いを込めて配信中!!
よろしければ、お友だちにも紹介してくださいね (^^)/
配信希望はメールでお知らせ下さい。
→ h-moriyasu0193@nifty.com
▼ 今日の「ひまわり」は如何でしたか?
ご意見やご感想など、お待ちしています。ぜひ執筆者まで。
→ h-moriyasu0193@nifty.com
▼ 配信停止は、その旨を以下までお知らせください。
→ h-moriyasu0193@nifty.com
発行部数:82部(目指せ100部!!)